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6/22(Sat)~ FUGURO × PASS THE BATON 「 わたりのふぐろ」販売!

“宮城県亘理町てしごとプロジェクト”
より生まれた古い着物地のリメイク商品「FUGURO」

選りすぐりの着物地で作った、PASS THEBATON エディションができました。『三菱一号館美術館 浮世絵 Floating World 珠玉の斎藤コレクション』展の開催を記念して、数量限定で販売いたします。

〈わたりのFUGURO とは〉
復興の願いを賭けて立ち上げた手仕事プロジェクト。
そのはじまりは、震災被害を受けた呉服店からゆずり受けた着物の生地でした。
かつて亘理に暮らす人たちは、感謝の気持ちをあらわして、相手になにかを手渡す時には、着物の残り布で仕立てておいた〈袋〉に入れていました。たとえばそれは農家の方がよそへお土産やお返しとして用いた1升の米であったそうです。 特に定まった呼称はなく、今でも「ふくろ」がなまって、ただ「ふぐろ」と呼ばれています。

2011 年の秋、震災により建物を取り壊すことになった亘理町内の呉服店からゆずっていただいた昭和の時代の古い生地を使い「ふぐろ」を再現したのが、このプロジェクトのはじまりです。
2012 年より、各地での復興支援バザーなどへの出品をきっかけに、本格的な製作を始めました。その後各方面からご提供いただいた着物地を材料として制作を続け、デザインに工夫を重ね、縫製や仕上げの技術を進化させてきました。現在では各種イベントやデパートなどでも販売するようになり、多くの方々の支援に支えられながら一歩ずつ前へ歩みだしています。

私たちの町、宮城県南部に位置する亘理町は先の震災により、甚大な被害を被りました。ことに海岸地域の家々はすべて津波により失われてしまいました。今もなお多くの人々が仮設住宅などでの不自由な暮らしを余儀なくされているなかで、私たちWATALIS は「ふぐろ」作りをはじめとした手仕事を通じ、地域に根づいた女性の働き方を模索、町の復興を願うあらたな仲間とのコミュニティーを生み出す活動をしています。 昔ながらのゆかしい風習にならい、大切なものを包み、贈る、 その感謝のこころを伝えていきたいと思っています。宮城県亘理町てしごとプロジェクトWATALIS( 代表 引地恵)

「わたりのふぐろ」公式サイト
http://www.watalis.jp
2013 年6 月22 日(土)~ 
PASS THE BATON MARUNOUCHI にて取扱いスタート

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