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グラフィックデザイナー/ムービーディレクター 安田昂弘の新作個展「The end of watch」(11/11~12/1)

中目黒のギャラリーVOILLDでは11月11日(金)より、安田昂弘の新作個展「The end of watch」を開催中だ。

グラフィックデザイナー、ムービーディレクターの顔を持ち、幅広い分野で作品制作を行う安田昂弘。そのエッジーな表現は音楽アーティストへの作品提供をはじめ、広告やプロダクトのデザインも手掛けるなど多岐に渡り活躍の場を広げている。

本展は2015年に開催された「share_me」に続く二度目の新作個展となる。
安田昂弘は、コンピューターという一つのメディアを駆使しながら、都度異なったアプローチで制作を行う。研ぎ澄まされているようで遊び心のあるデザインや、シンプルで単調に見えて、複雑に組み重なった線や面は、彼の思考とコンピューターグラフィック(CG)としての美しさが反映され構図化されている。まるでキャンバスに絵の具を重ねていくような作業を、CGという枠の中で物質的にいかに表現するかという事に挑戦し続け、その在り方を私達に問いかけているようにさえ感じさせる。

近年、安田昂弘は「見る」という事に着目し疑問を抱くようになった。目で見て頭で無意識に判断をするという、眠っている時以外、誰しもが生まれてから当たり前にやっている単純なことが、時に難しく感じてしまう時があることに疑問を抱いた。日々何気なく見てきた世界は人格形成につながり、人と関わるにつれて、その世界は協調性や文脈の理解を求めるようになる。そして何を選ぶにも自分が試されているような感覚に陥り、単純に好きなものを好きと言えないような、見ているものに見られているような世界がある事に気付いた。

本展では、「見る/見られる」ということへの興味や影響をテーマに作品が制作された。グラフィックをベースにした平面作品、約20点を展示。

TAKAHIRO YASUDA EXHIBITION “The end of watch”
会期:11月11日(金)~12月1日(木)
会場:VOILLD(ボイルド)
東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台B1F
TEL:03-6416-3972
時間:火〜金 12:00〜20:00、土日 12:00〜18:00 *月曜・祝日休廊
URL:http://www.voilld.com

<アーティストプロフィール>
安田昂弘 / TAKAHIRO YASUDA
1985年生まれ、名古屋市出身。美術大学を卒業後、2010年に株式会社ドラフトに入社。グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、同社デジタルチームNOROSI Projectのチームリーダー、ムービーディレクションなど、多岐にわたるプロジェクトに携わる。その傍ら、個人としてもグラフィックデザインや映像作家、様々な大規模音楽イベントでのVJ活動などを行い、2015年に同社より独立。CEKAI(世界株式会社)に所属し、2016年より同社東京オフィス代表に就任。アートディレクション、グラフィックデザインだけでなく、視覚表現を軸に様々なクリエイティブでの活動を展開している。身長は189.5cm。
http://yasudatakahiro.com

Exhibitions (Selected):
2016年
グループ展「ピクセルアウト」at pixiv Zingaro
グループ展「謎のグラフィック展」at CALM & PUNK GALLEY
2015年
個展「shere_me」at VOILLD

Selected Works:
2016年
MACKA-CHIN“ ASPHALT GENJIN” Music Video 監督
UNIQLO TORONTO NEW SHOP Opening Movie 監督
2015年
京芸 Transmit Program #6 “still moving” アートディレクション
アイカップ自然史博物館プロジェクト “Epi_c” アートディレクション
2014年
東京弐拾伍時 feat.AKLO“ LUCIFER’S OUT” Music Video 監督
Tokyo Health Club“ CITY GIRL” Music Video 監督
Gas as Interface × spincollectifTokyo フリスビーデザイン

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