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4/18(Fri)~5/11(Sun) AJ Fosik Beast from a Foreign Land 東京の12人のアーティストとAJ Fosikのコラボレーション展

2014年4月18日(金)~5月11日(日)
会場:hpgrp GALLERY TOKYO

オープニングレセプション
2014年4月18日(金)19:00~21:00

企画協力:Hellion Gallery
www.helliongallery.com

東京にいる12人のアーティストへ12点の作品を送ったオレゴン州ポートランドのアーティスト、AJ Fosik (エージェー・フォシック)。通常のAJの作品とは異なり、それらの作品は塗装されておらず、分解も可能なものでした。本展は、12人のアーティストがAJの作品をそれぞれ自由にカスタマイズし、彫刻作品として完成させるというプロジェクトです。東京で活躍するアーティストと、ポートランドで最も注目されるアーティストの一人であるAJ Fosikとのコラボレーション展、この機会にぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。

Artist’s Profile
AJ Fosik (エージェー・フォシック)

AJ Fosikはミシガン州デトロイトの工業地帯で育ちました。”モーターシティー”のアンダーグラウンドミュージックと強烈なカルチャーにどっぷりと浸かり、自動車産業が崩壊しつつある街で、自身の作品に磨きをかけてきました。1990年代後半にはパーソンズ・スクール・オブ・デザインに通うために、AJはNYヘ移り住みます。NYで、彼はすぐに”Rot Gut Collective”というチームを作り、KGBEと共に伝統的なグラフィティアートの限界を模索しました。Rot Gut Collectiveは看板型の作品を屋外に設置する手法を得意とし、急成長していたニューヨークのストリートアートシーンで注目を集めました。
しかしAJは肥大しすぎたストリートアートシーンにはのめり込まずに、看板作品作りで学んだ木工に目を向けました。 彼は一本のノコギリと拾った木材で、数千の小さな部品を切断し、今では彼のアイコンともなっている精巧で邪悪な表情をした獣たちを作りました。2005年、古いピックアップトラックにオートバイとノコギリを積んでニューヨークを去ったAJは、道中に様々な仕事 – 大工、タクシードライバー、メカニック等々 – をしながらアメリカ大陸を横断しました。 彼はその後も様々なところを旅し続けました。そして彼の作品の評判が上がるにつれて、アメリカ各地のギャラリーで彫刻作品を展示し始めます。
彼は現在、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコのギャラリーから作品を発表し、ベルリン、サンパウロ、ロンドン、ミラノでの個展も成功させています。また、サムスンUSA、ワーナーブラザーズ、フェージ、サイオンなど、世界的な企業とのコラボレーション・プロジェクトを実現してきました。AJは現在、妻のKristiと息子のAbeと西海岸で暮らしています。

個展
2013「 Against the Infinite」 Jonathan Levine Gallery、ニューヨーク
2012「 Lamplighter to the Promised Land」 Guerrero Gallery、サンフランシスコ
  「 The Call of the Void」 Vice Gallery、メキシコシティ
  「 Stiff Meat」 Gallerie LJ、パリ
2011「 Time Kills All Gods」 Jonathan Levine Gallery、ニューヨーク
2010「 Coming Back from Nothing」 David B Smith Gallery、デンバー
2009「 There’s Aliens in Our Midst」 White Walls Gallery、サンフランシスコ
2007「 At the Edge of Town」 Jonathan Levine Gallery 、ニューヨーク

Partic ipating Artists
SHOHEI

1980年東京生まれ。美術大学卒業後、フリーのイラストレーターとして活動を開始。主にボールペンを使用し、イラストを制作。ERECT Magazineより作品集「57577」を刊行。

MHAK

1981年会津若松生まれ。ペインター。デザイナーズ家具や内装に多大な影響を受けた事から絵画をインテリアの一部として捉え” 生活空間との共存”をテーマに内装壁画をメインとした制作活動を行う。空間と絵画を共存させる事は絵画そのものを雰囲気として認識させる必要性があると考え、抽象表現にこだわったスタイルを追求し、曲線で構築し反復する独特なパターンを造り上げた。その独特なパターンで個人邸やホテルなど数々の内装壁画を手掛ける一方、生活空間と共存するパネル作品の制作活動も並行して行い、自身初の個展をアメリカ/ポートランドで開催。自身初の個展を海外で開催した事をきっかけに国外も視野に入れた活動を精力的に開始し、これまでにアメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、ポートランド)、アルゼンチン(ブエノスアイレス)、オーストラリア(メルボ ルン、シドニー)、イタリア(ミラノ)で作品を発表。また、Levi’sやNIKEなどの企業や、国内外のストリートブランドとのコラボレーションも行うなど、その活動は多岐に渡り、独特な世界観を拡げ続けている。

imaone(イマワン)

デザインスタジオ・荷揚屋・印刷会社を経て、国内外の企業・プロダクション・出版社・音楽レーベル・アーティストとのコラボレーション作品を多数残してきたイラストレーター・グラフィックデザイナー・アートディレクターでありアーティスト。作品のクオリティはさることながら、現代のデジタル知識・技術を持ち、様々なフォーマットに柔軟に対応。巨大なミューラルから小さなCDジャケット・折込チラシまで、メジャー・インディー・媒体を問わずディレクションから実作業までを敢行。国内のアートシーンでも注目される、日本はおろかアジアのアーバンアートシーンの頂点に立つ、希有な存在。ミューラルに特化したアーティストエージェンシー THA(ザ)アートディレクター。東京・吉祥寺出身。桑沢デザイン研究所・道端卒。

Koichiro Takagi

東京で生まれ、San Franciscoのアートスクールで様々な素材を学び、しばらくNYを制作拠点にした後に帰国した高木はペインティングから刺繍まで作風の幅は広い。しかし幅広い表現方法において一貫して言えるのは彼の作品はある種の居心地の悪さや矛盾を内包しており、モチーフに「人」がほとんど出て来ることがないことである。モチーフは多くの場合、動物や擬人化された動物達であり、その表情は時にかわいらしく、時に牙をこちらに向け鑑賞者を睨みつけている。そこには動物を主人公にした作品だからこその匿名性と神秘性が内包され、親近感と違和感が混在する奇妙な居心地の悪さを生む。高木の作品は揺れ動く人々の心情や抱えている矛盾を描きながら、見た事は無いがあると信じたい理想郷の存在を表現している。理想郷への導き手として彼の作品の主人公の表情に秘められた様々な思惑は、鑑賞者の内面に対して今一度、揺らぐ価値観の中での各々にとっての真実とは何かを問
いかけている。国内外の企画展やグループ展の参加や個展開催で画家として精力的な活動し、BEAMS、PORTERやPaul Smithなどのアパレルブランドへのデザイン提供やコラボレーションも多く行っている。NYTimesなど国内外のメデイアにも紹介されている。

KAZ

アーティスト/イラストレーター
福岡県出身。日本デザイナー学院を卒業後、デザイン会社「24KARAT GRAPHICS」、「株式会社carve」に所属し、広告にたずさわる。その後、アーティストとして独立。似顔絵、イラスト、デザイン、壁画、ライブペイントなどで活動。似顔絵は、クラブイベントを中心に活動を行い、瞬時に相手の特徴をとらえ5分以内で制作するなど、他に類をないスタイルで行っている。尚、壁画によって景色をデザインする壁画制作企画「city gallery」を進行中。幼い頃から書き続けている絵と、与えてもらった技術で、人や物、音や場所など、全てを対象にコミュニケーションを続け、調和する事を目的とした絵や表現で、全てにとっていいものを目指し活動中。

Madsaki

1980年に渡米し、25年間をニューヨークで過ごす。 80年代から90年代にかけてのニューヨークの街がもっとも活気に溢れた時期に、アート/ミュージック シーンの強い影響を受け、アーティストを志す。 ’96年にParsons School of Design, Fine Arts 卒業。2004年、活動の拠点をニューヨークから東京に移す。テーマ/コンセプトに基づいて作品を製作する為、敢えてスタイルを持たないことが彼のスタイルであり、哲学でもある。
アートブック『Write Here, Write Now』(HIDDEN CHAMPION)が2013年に出版された.

yoshi47

1981年岐阜県生まれ、愛知県育ち。16歳の時にBREAKINGを始め、そしてGRAFFITIを始める。20歳の時にカリフォルニアに渡り、アートというものに出会う。色々な州にてライブペイント、個展、アートイベントなどにて活躍し、その後サンフランシスコにてバイクメッセンジャーとなり、そのコミュニティーの中にて生きるための本当の意味を見いだし、その後に日本に帰国、東京にてメッセンジャーとなる。現在はメッセンジャーをやめ、東京にて絵を描く毎日をすごしつつ、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどにてグループ展、個展、壁画、そして81BASTARDSの一員としてライブペイントなどしている

荻野竜一

東京都出身。高校卒業後にコロラド州デンバーへ語学留学とスノーボードを目的に渡米。デンバー留学中にCommunity College of Denverに於いてグラフィック・デザインとペインティングを学んだ後ベイ・エリアへ移り、California College of Arts and Crafts(現California College of the Arts)へ編入。イラストレーションを学び2004年に卒業するが、自身の活動の方向性はイラストレーションではない事を悟る。2005年に東京へ戻り、「Idealistically Hypocritical」と題し、自身のコンセプトである「Out of Context Mash-Up」を考察する為の展示をシリーズで行うようになる。

Hiro Kurata

野球を題材にした作品が多い。自らが幼い頃に体感した野球選手の印象と現代の風刺を掛け合わせた絵画作品を中心に制作発表。1999年からニューヨークに移住。

澁谷 忠臣

幅広いモチーフを「直線」や「面」で再構成し、独自のイメージを構築する澁谷忠臣。両親が看板制作業を営んでいたことで日常的に職人たちの手仕事を見て育った澁谷は、幼少の頃
のロボットアニメブームに強く影響を受けた。大学ではプロダクトデザインを学んでいたが、そのかたわらHIPHOPに大きな影響を受け、音楽と平面表現の接点を模索するなかで、現在のスタイルを確立した。その独自のスタイルで数々の世界中の企業とのコラボレーションやクライアントワークを行っており、2008年にはGIVENCHYのエンブレムデザイン、2011年にはNIKE AIR JORDAN CP3.IVのポスター、Tシャツなどビジュアル全般を手がけている。また、2012年には、氏の描いたRGIIIのイラストが米ワシントンポスト特別号の一面を飾る。2013年にはJORDAN BRANDからの依頼でマイケルジョーダンの88年のスラムダンクコンテストを記念したTシャツのデザインを手がけた。またこれまでに、hpgrp Gallery Tokyoでの個展をはじめ、 2009年WeSC GALLERY PARISでの個展や、ロンドン、NY、LA、台北、バンコクなどで数々の展示に参加、最近では、青森県立美術館で開催されたARTS OF JOMON展に作品を出展した。

USUGROW

90年代初頭、アンダーグラウンドミュージックシーンでのフライヤー製作から作家活動を開始。イラストレーション、ペインティング、カリグラフィ作品を中心に製作。CD、レコードカヴァー、スケートボードブランド、ファッションブランド等のコミッションワークの他、企業とのコラボレーション、国内外での個展開催、グループ展にも多数参加。不定期ではあるが、自身のキュレーションによるグループ展も国内外で開催中。

苦虫ツヨシ

東京を中心に国内、海外で個展やイベントなどを行いながら、RSR(ライジングサンロックフェスティバル)2012のTシャツデザインや子ども服ブランドのキャラクター、看板や壁画、オリジナルグッズの制作など、多種多様な絵描き活動を行っている。

hpgrp GALLERY TOKYO

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-1-15 CH ビルB1F
Tel: 03-3797-1507
Fax : 03-6805-0840
Email : art@hpgrp.com
http://hpgrpgallery.com
営業時間:火~日11:00-19:30

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