11/22(Thu) TAKEO KIKUCHI 渋谷明治通り本店オープン
2012年5月に菊池武夫氏が「TAKEO KIKUCHI」のクリエイティブディレクターに再就任し待望の旗艦店がオープン。明治通り側全面ガラス張りの店舗は”通りを歩いている感覚でのショップと道路との融合”を目指したTAKEO KIKUCHIkら世界に向けた新しい情報発信基地。
今までの店舗概念をリセットし、洋服にとって大切なことではなく、人にとって大切なことを感じる空間。
”『One by One』の接客”日本らしいホスピタリティ、おもてなしを表現し、新しい価値を創造する、今の時代に沿った上質な生き方が出来る人たちに向けたコンセプトショップという位置づけです。
空間デザイン
世界的に注目を集めているスキーマ建築計画の長坂常氏による建築監修と1・2階のインテリアデザイン。ビル全体が営みを持っていて、人と人がつながるコミュニケーションの場。天気のいい日には優しい自然光が入り、気持ちのいい風が抜ける居心地のいい自由な回遊導線を生む。また1階の中庭など所々に設けた休憩スペースがコミュニケーションを誘発し、つい長くいたくなる空間にすることで、新たなTAKEO KIKUCHIを表現した。
2階には「洋服だけでなく、自身の生き方、ライフスタイルも明確に示したい」という想いから菊池のアトリエを併設。
REFECTOIRE( Le Petitmec)
3階には1998年に京都今出川創業のベーカリー「LE PETIMEC」の4号店「REFECTOIRE(Le Petitmec)が出店。
オーナー西山逸成氏こだわりのパンを使ったサンドイッチ専門店。インテリアデザインはランドスケーププロダクツ中原慎一郎氏が担当し、REFECTOIRE=「食堂」という名前の通り、1人でも気軽に楽しめるカウンターや大テーブルを用意。メニューは皿盛りのサンドイッチをメインに、スープ、デザートも常備する。
オリジナルコンテンツ
渋谷明治通り本店限定で「TAKEO knows」という新しいプロジェクトやコラボアイテム、イベントを展開。
「TAKEO knows」は「菊池武夫」のこれまでの経験や知識をファッションに関心のある人、ない人にも、そして将来を担う若者にシェアし、ファッション業界を盛り上げていきたいという想いから立ち上げたプロジェクト。アドバイサーランドスケーププロダクツの中原慎一郎氏を迎え、年間3回のペースで実演。
第1回目のテーマは帽子。
菊池氏の象徴的なアイコンであり、帽子へのこだわりやIrving Penn(アーヴィング・ペン)が撮影したポートレートにまつわる思い出にフォーカス。過去のコレクションで使用したアーカブの展示や菊池氏がセレクトしたプロダクトで構成。
店舗情報
TAKEO KIKUCHI 渋谷明治通り本店
東京都渋谷区神宮前6-25-10
http://www.world.co.jp/takeokikuchi/
写真は20日のレセプションの模様