シルクプリント集団”HEDONIZM”が新作コレクションを発表
富山を拠点に、国内外で活動を展開する、banchoとViktによるシルクスクリーン・クルー。
デッサンのごとき繊細で消え入りそうな儚い線と堂々とはっきり引かれた線、迷いなき直線としなやかな曲線のレイヤー。大胆でパラレルな幾何学体、沈鬱な植物とはっきりした線で描かれたどこかの風景の複雑な共存。
彼等の作品は数版刷りのものから、数十版刷りのものまで、モチーフや線、色やインクにおいても、シルクプリントの創作過程におけるあらゆるパートにおいて、そのパターンが豊富であり、そのひとつひとつはバラバラで、ハレーションを起こしそうなモチーフが同じレイヤーで共存し、またある時は違うレイヤーで重なり合って成立している。
また、 2000 年代より、国外の野外フェスティバルやレイブパーティへ公式アーティストとして参加するなかで磨いてきた、即興スタイルでのシルクプリントの技術は、シルクスクリーンアーティストとしてのそれとは別の側面において、イベント主催より、その職人的な価値を高く評価されており、会場でも熱狂的なファンを獲得している。
2 人のシルクプリント職人による、究極的なコラージュ作品を中心としながら、最近では、それぞれがより個性的な活動に特化する形で立体での作品製作やプリントする物体の新たな挑戦へとステップを踏み出している。
official Instagram | @hedonizm222