6/18(Wed) ヴーヴ・クリコ新プログラム“Cellar in the sea”のグローバルイベント開催!
-Veuve Clicquot presents –CELLAR IN THE SEA
ヴーヴ・クリコの熟成過程への探究心
ヴーヴ・クリコが手がける画期的な新プログラム“Cellar in the sea”(海底貯蔵庫)の貯蔵第一陣となるグローバルイベントが、2014年6月18日、バルト海に浮かぶオーランド諸島のシルベルスケル島で開催された。
2010年7月16日に引き上げられる前と同じ熟成条件を再現するため、沈没船が発見された水深40mの地点へと沈めらた“Cellar in the sea”。「オーランド・ヴォールト」と名付けられた貯蔵庫に収容されたボトルはイエローラベル(750mlおよびマグナム)、ヴィンテージ・ロゼ2004、およびドゥミ・セックのボトル。今後50年にわたりバルト海海底で管理された条件の下、熟成の実験の始まりとなった。
プログラムをスタートさせるきっかけは、世界的に大ニュースとなった2010年7月16日のバルト海海底での驚くべき発見から。オーランド諸島のすぐ南の海底深くで2世紀近くも前に沈んだ船内に残されていた168本ものシャンパーニュのうち47本がヴーヴ・クリコによって作られたものであると判明。更なる調査の結果、製造年は1839年から1841年であることが分かったのだという。
2010年11月、沈没船から回収されたボトルのうちの10本が抜栓され、オーランド諸島の首都マリエハムンでワイン愛好家と報道関係者によるテイスティングが行われ、これらのヴーヴ・クリコのワインはまだ飲むことができることが明らかに。強い「チーズ」のノーズの後には幾重にも重なった複雑なフルーツやフローラルのノートが潜んでおり、さらにはフレッシュさを保つ味わい。これには集まった多くの人々が驚嘆しマダム・クリコの理念と高い品質基準を証明するものとなった。
テイスティングにより専門家から素晴らしい評価を得たことを受け、多くの歳月を経たこれらのシャンパーニュがいまだに素晴らしい味わいで楽しめるのは、その意図せざる保存条件にも起因していると考えたメゾン ヴーヴ・クリコ。飽くなき熟成過程への探究心はまだ始まったばかりなのだ。
“Cellar in the sea”
熟成プロセスのさらなる解明を目的とした、現在ヴーヴ・クリコが進めている研究プロジェクト。 海低は、ワインの貯蔵にとって最も重要な三つの条件、光が届かず、常に低い温度に保たれ、静穏な深い海の環境が整っている。自然の力を利用することに関心を抱いたヴーヴ・クリコは、「オーランド・ヴォールト」と名付けられた深海での熟成に適した貯蔵庫を建造。
「オーランド・ヴォールト」は、2010年7月16日に引き上げられる前と同じ熟成条件を再現するため、沈没船が発見された地点近くの海中へ。バルト海は塩分濃度が低く(他の海の20分の1)、一年を通して水温が4℃に保たれるという独特の条件下にある。水深40mでは海草がボトルに付着しないため、ワインにヨウ素の風味が含まれることはない。 熟成過程の理解と革新に向けたこの新手法について、あらゆる可能性を追求するため、定期的に一部のワインを海中から引き上げ、テイスティングの専門家で構成されるパネルの立ち会いの下、ランスのセラーから出された同種のボトルとの比較テイスティングを実施。 さらに、それらのワインのサンプルはランス大学とボルドー大学の醸造学部に送られ、バルト海での熟成の秘密を明らかにするための技術的な分析が行われる。
Veuve Clicquot
1772年創業のシャンパーニュ・メゾン、ヴーヴ・クリコは、2世紀以上にわたり、「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念に忠実に、ひたすら最高品質のシャンパーニュを追い求めてきました。 そのエレガントな味わいとともにヴーヴ・クリコを特徴づけるのが、イエローカラーに彩られた自由なスタイル。 軽やかに、遊び心をふんだんに。最先端の感性をまとった真のラグジュアリーで人々を魅了し続けている、大胆でスリリングなシャンパーニュ。