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フレンチ・ランジェリー展トークショーに中村江里子さん(7/22)

7月20日(日)からスタートした、フレンチ・ランジェリー展は、7月28日(月)までの9日間、入場無料で開催しています。
本展は2012年のパリから始まり、ロンドン、上海、ドバイ、ベルリン、ニューヨーク、 トロント、そしてモスクワでの展示に続き、東京での開催が9都市目となります。
7月22日(火)には、プレス・オープニング・レセプションが行われ、キュレーターであるフランスの美術史家 キャサリン・オーメンさん、パリ在住の中村江里子さんとのトークショーが行われました。
キャサリン・オーメンさんは「日本は、高度な先進技術、クラフトマンシップ、イノベーション、完璧主義精神といったあらゆる面において非常にレベルが高い国です。製品の品質や生地、着け心地、デザインやファッション性などについて、高い審美眼を持ち合わせている日本の皆様に、本展示会を通じてフレンチ・ランジェリーの魅力をお伝えすることに、大きな期待を持っています。いくつかのフレンチ・ランジェリーのブランドの中には、日本文化からインスパイアされているものもあり、フランス発信のクロスカルチャー性を伝えていくこともまたフレンチ・ランジェリー展の使命だと思っています。」と語りました。

中村江里子さんは「繊細なレース使い、大胆な色使い、そして最先端の技術で女性の体を美しく演出するフランスのランジェリー。今回の展覧会を通じて、下着は単に物理的のみならず、心理的にも縛られることから解放されてきた歴史と深くリンクしていることを知り興味深く感じました。より自分らしく過ごすため、自分に自信を持つために、みなさんもぜひお気に入りのフレンチ・ランジェリーを身に着けていただけたらと思います。」

今回の展示では、11のトップブランドの150年以上にわたるアーカイブの中から、希少価値の高い、繊細かつ 希少な傑作 130点のランジェリーを展示しています。
現物とともに、映像やフォトグラフィーを複合させた現代 アートの観点を採り入れた演出で、「伝える」という点にフォーカスしています。
19世紀後半のコルセットから始まる女性の社会進出とファッションの関係を紐解くことで、女性とランジェリーがいかに密接な関係であるかが伝えられています。
また、コルセットから始まり、大量生産の時代の幕開けを迎えた50年代、ミニスカートの流行と共にパンティストッキング等新たな繊維が次々と開発された60年代、やがてフェミニズムの台頭とともに軽い着け心地が追求された70年代等、時代や流行の陰には、時代の変革に合わせ、常に女性の追い求める理想を追求し続け商品開発を行ってきた職人の努力と熱意があることも実感できるでしょう。
フォトグラファーには、女性の体型にフォーカスを当てたビジュアルアーティストとしても活躍 しているジル・ベルケを起用。

【フレンチ・ランジェリー展】

2014年7月20日〜28日
入場料:無料
開催時間
20日 13:00〜21:00
21-27日 10:00-21:00
28日 10:00-17:00
*22,23日はイベントの為16時にクローズ
会場:BA-TSU ART GALLERY
〒150-0001 東京都渋谷区神宮寺前5-11-5
www.ba-tsuartgallery.com

参加ブランド:AUBADE/BARBARA/CHANTELLE/EMPREINTE/
IMPLICITE/LOU/LISE CNARMEL/MAISON LEJABY/
PASSIONATA/PRONCESSE TAM.TAM/SIMONE PEREL
ウェブサイト:http://www.lingeriefrancaise.jp/
キャンペーンウェブサイト2014年6月末予定
後援:DEFI(フランス服飾開発推進委員会)
主催:PROMINCOR(フレンチ・ランジェリー協会)

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