日本最大級のスイーツの祭典「Tokyo Sweets Collection 2015」開催(11/15)
第7回目となる今回は、コンセプトを「1/365~誕生~」とし、出演パティシエ独自の観点による“誕生”をテーマにした作品が発表されました。また、「Hanae Mori manuscrit」とのコラボレーションステージや、出演パティシエによる焼き菓子ライブ、 フローリストとスイーツアーティストのコラボステージなど盛りだくさんの内容。
「Tokyo Sweets Collection 2015」はパティシエが今回のためだけに考案したスペシャルスイーツを頂きながら、パティシエとアーティストが融合したステージを楽しめる、五感で味わう日本最大級のスイーツの祭典でした。
大橋健二シェフ、鎧塚俊彦シェフ、松島義典シェフ 囲み取材
Q.今回の「1/365~誕生~」というテーマはどのように捉えられましたか?
鎧塚シェフ:いろんな意味での誕生を考えました。生命の誕生ももちろんですが、今回僕は“パティシエ”という仕事の誕生と捉えて作成しました。 松島シェフ:一年に一度のお誕生日には色々な喜びが存在するということが自分で理解できたようで良かったです。
Q.「Hanae Mori manuscrit」とのコラボレーションについてはいかがですか?
大橋シェフ:それだけで美しいドレスに、あえて我々が何かやっていこうということで、今回はコラボの難しさを感じました。 鎧塚シェフ:ドレスそのものが素晴らしい。今回僕に与えられたのは“マカロン”だったので、蝶が舞ってる感じの明るいテイストにしました。
Q.「Tokyo Sweets Collection」に関してどのようにお考えですか?
大橋シェフ:今回は、誰にでもある“誕生”というテーマを取り上げることによって、大それた気持ちだけど、何かパティシエを目指す人やパティシエ 界の新たなきっかけになればと思います。 鎧塚シェフ:様々なコンテストはあるけれど、エンターテインメントとしてのパティシエの仕事を発信するいい機会になる素晴らしいイベント。 華やかに見えて実は地味な世界なので、自分自身の励みにもなるし、若者達の刺激にもなれば、と思います。
Q.最後に一言お願いします。
大橋シェフ;若手にとって、「このコレクションに出れないと一流になれない」という存在にしていきたいですね。 鎧塚シェフ:作品を生み出すのに苦しいイベントではあるけれど、終わったらいつも「やってよかった」と思える。僕も50歳になって叱られることも減っ てきたけど、まだまだこの隣にいる先輩方に怒られるいい機会なので、大切にしていきたいです。 松島シェフ:ファッションもスイーツもセンスが求められる世界。ファッションとスイーツの追求を来年も再来年も続けていきたい。
「Tokyo Sweets collection」とは
世界で活躍する日本のトップパティシエが一堂に会し、自身の高い技術と洗練された感性を普段とはまったく異なるシチュエーショ ンで一般の皆様に披露する、五感すべてでスイーツが体感できるエンターテインメントイベントです。 実力・センスを兼ね備えたパティシエと直に接し、スイーツの異なる可能性、創造性、新たな魅力を発見する事ができる総合的・分 野横断的なスイーツイベントは日本では前例がありませんでした。 「毎年、新しい何かに挑戦するという事を忘れずに誰もやった事のない事をやろう。」を合言葉に、「Tokyo Sweets Collection」は日 本>東京発のスイーツの総合エンターテインメントイベントとして2008年に誕生以来、日本のトップパティシエとファッションデザイナ ーのコラボレーションに始まり、新たなスイーツの魅力を世界へ向けて発信し続けています。