東京2020公式アートポスターを制作アーティスト決定
東京2020組織委員会は公式アートポスターとなる作品を制作するアーティストを決定しました。
東京2020組織委員会は、開催都市契約※に定められた要件の一つとして実施する「東京2020公式アートポスター・プロジェクト」において、公式アートポスターとなる作品を制作するアーティストを以下のとおり決定しました。
公式アートポスターとは、国内外のアーティストにオリンピックまたはパラリンピックをテーマにした芸術作品を制作いただき、それらを東京2020大会のポスターとして機運醸成に活用していくものです。アーティストの選定に際しては、「アーティスト選定委員会」を設置し、本プロジェクトを管轄するオリンピック文化遺産財団とともに議論を重ね、決定しました。
※開催都市契約:
開催都市に決定後(2013年9月7日)、国際オリンピック委員会(IOC)と東京都、日本オリンピック委員会(JOC)が締結した大会の準備・運営に関する契約書のこと。
【アーティスト】(国内アーティストは50音順、海外アーティストはアルファベット順、敬称略)
■オリンピックをテーマとする作品の制作者(11人)
国内
浦沢直樹(ウラサワナオキ)漫画家
大竹伸朗(オオタケシンロウ)画家
大原大次郎(オオハラダイジロウ)グラフィックデザイナー
金澤翔子(カナザワショウコ)書家
鴻池朋子(コウノイケトモコ)アーティスト
佐藤卓(サトウタク)グラフィックデザイナー
野老朝雄(トコロアサオ)美術家
ホンマタカシ写真家
海外
テセウス・チャンアートディレクター
ヴィヴィアン・サッセン写真家
フィリップ・ワイズベッカーアーティスト
■パラリンピックをテーマとする作品の制作者(8人)
荒木飛呂彦(アラキヒロヒコ)漫画家
柿沼康二(カキヌマコウジ)書家
GOOCHOKIPAR(グーチョキパー)グラフィックデザイナー
新木友行(シンキトモユキ)アーティスト
野老朝雄(トコロアサオ)美術家
蜷川実花(ニナガワミカ)写真家・映画監督
森千裕(モリチヒロ)美術家
山口晃(ヤマグチアキラ)画家
各アーティストのプロフィールは別紙をご参照ください。
【アーティスト選定委員会委員】(50音順、敬称略)
委員長
青柳正規(アオヤギマサノリ)東京2020文化・教育委員会委員長、
多摩美術大学理事長、山梨県立美術館館長、
東京大学名誉教授
秋元雄史(アキモトユウジ)東京2020文化・教育委員会委員、
東京藝術大学大学美術館館長・教授、練馬区立美術館館長
今井すみこ(イマイスミコ)東京2020顧問、環境デザイナー
今中博之(イマナカヒロシ)東京2020文化・教育委員会委員、
社会福祉法人素王会理事長、
アトリエインカーブクリエイティブディレクター
岩渕貞哉(イワブチテイヤ)『美術手帖』編集長
織作峰子(オリサクミネコ)東京2020文化・教育委員会委員、
写真家、大阪芸術大学教授
川上典李子(カワカミノリコ)デザインジャーナリスト
田根剛(タネツヨシ)建築家、AtelierTsuyoshiTaneArchitects代表
南條史生(ナンジョウフミオ)森美術館館長
藪前知子(ヤブマエトモコ)東京都現代美術館学芸員
【参考情報】
■公式アートポスターについて
20世紀初頭から、各大会の組織委員会は、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と
理解を促進するために、ポスターを制作してきました。また、オリンピックのポスターは、各大会の
特色を世界に伝える役割も果たしています。近年では、パラリンピックのポスターも含め、国際的に
活躍するアーティストやデザイナーを起用し、各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作
するようになりました。その中からは、時代のアイコンとなるような作品も生まれています。
■過去大会の事例(英語のみ)
「OlympicSummerGamesPostersfromAthens1896toRio2016」
https://stillmed.olympic.org/media/Document%20Library/OlympicOrg/Factsheets-ReferenceDocuments/Games/Posters/Reference-document-OGPosters.pdf#_ga=2.94981269.802861348.1562904005-1541522754.1559270119