HIV/AIDSサポートのパイオニアであるリーバイスがプライドコレクション発売(4/21)
リーバイス®は、”Fight Stigma” (偏見に打ち勝て)というメッセージのもと、2017年4月21日(金)にプライド コレクションを発売する。
リーバイス®は長きにわたり、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジ ェンダー、クエッショニングの頭文字を取った性的少数者の総称)へのサポート、コミュニティーの権利を守る活動などに取り組み続けることで、社会的責任を果たしてきた。
今コレクションでは、原点である「正しいと思うことに向かって結束し、戦う」という理念に立ち返る。
LGBTQ コミュニティーに対する HIV/AIDS に関する差別は、ウィルスが急速に広がりを見せた 1980年代に始まった。
当時、最初に報告された HIV/AIDS 症例は60件程度にとどまり伝染病と呼ぶまでには至らなかったものの、それから約1年で報告された症例は瞬く間に400件を超え、その差別の矛先は LGBTQ コミュニティーに向けられた。その時代は、差別に関する法令は整っておらず、LGBTQ コミュニティーの人々は危険にさらされていた。そんな現状に誰よりも先に立ち向かったのがリーバイス®だった。
1982年、当時のCEO(最高経営責任者)であったロバート・ハースは、本社のロビーで、社員に HIV や AIDS に関する冊子を配りまずは社内教育から始めた。同年、リーバイ・ストラウス社の収益を財源とする「リーバイ・スト ラウス財団」は、世界で初めて開院したエイズ専門のクリニックに寄付を行った。
リーバイ・ストラウス財団は HIV/AIDS に取り組む、初の民間企業財団となった。
そして、1987年にはリーバイ・ストラウス財団は医療保険にエイズ治療薬である AZT(アジドチミジン)を加え、その翌年の1988年、社員はエイズで亡くなった同僚や友人を追悼するため、エイズ・メモリアル・キルトを自分たちの手で作った。
リーバイス®とリーバイ・ストラウス財団は、これまでに世界40か国の HIV/AIDS 関連の協会や組織に 7,000 万ドル(約77億円)以上の供与をしている。
2017年のコレクションは、エイズ・メモリアル・キルトや、当時の活動家たちの大胆なファッションにインスパイアされ、前に“Fight Stigma” (偏見に打ち勝て)というスローガン、後ろに LGBTQ 社会運動史がプリントされた Tシャツや、LGBTQ コミュニティーの象徴であるレインボーのロゴアイテム、パッチワークを施した 501®CT ショー トパンツなど、5アイテムを展開する。
「問題の大きさに関係なく、不名誉なことや社会的な偏見に立ち向かうことは大事です。そして現代が抱える様々な問題に対して立ち上がることは、私たちの義務であると考えています。」チーフ・マーチャンダイジングオフィサーであるグラント・バースはこう語る。「正しいことをし、価値あることに立ち向かい、全ての人に発言権を与える。リーバイス®がずっと取り組んできたことです。」 リーバイス®のブランドコレクションは、ファッションとしてはもちろんのこと、人の真の姿を公然と身にまとうことの意味を問い直すコレクションといえる。
リーバイス® 2017 プライドコレクション詳細
発売日:4月21日(金)
展開店舗:リーバイス®ストア新宿、原宿、渋谷、梅田、
公式オンラインストア(http://levi.jp/pridecollection)