北イタリアの郷土料理を提供するトラットリア『Grolla』が5月15日にオープン

場所は、東急東横線 学芸大学から徒歩15分ほどの目黒通り沿い。都内レストランなどで経験を積んだ桐山淑雅氏が独立し、開業する店舗です。

オーナーシェフの桐山淑雅氏は、修業時代を含めると8年間イタリア料理店で腕を磨いた実力派料理人。地方ごとに個性溢れるイタリア料理の郷土色に魅了され、イタリア北西部のピエモンテ州やトスカーナ州へ行き本場の味を学んできたそうです。

アルプス山脈に近く酪農が盛んな北イタリアは、温かい煮込みや、バターや生クリームを使用した料理が多いことが特徴なのだそう。『Grolla』では、その北イタリアの伝統的な料理をアラカルトで楽しめます。

イタリアでは牛の生肉を食べますが、『Grolla』では、日本人に馴染み深いマグロを使った「マグロとビーツタルタル」(2,100円 )を提供。アンチョビと卵黄のソース、マグロの赤色が視覚的にも美しい一品。

「アニョロッティ インブロード」(2,500円 )のアニョロッティは、ピエモンテの方言で「ラビオリ」を意味する北イタリアの伝統的なパスタだそう。ブロード(出汁)は、牛、豚、ウサギの肉などから丁寧にとって、さらにその肉をミンチにして手打ちパスタに詰めているそうです。

「ペポーゾ」(2,900円) は、イタリア語の「Pepe(黒胡椒)」に由来するトスカーナの郷土料理。たっぷりの黒胡椒に一晩漬け込んだ牛肉を赤ワインで長時間煮込んだワインが進む一皿。

「プンタレッラサラダ」(1,900円 )は、独特の風味と苦味が特徴のイタリア野菜を使ったサラダ。プンタレッタのほのかな苦味とアンチョビを合わせた一品。

「トリノ風カツレツ」 (4,200円 )は、ピエモンテ州の名物グリッシーニをパン粉にして揚げたボリューム満点のカツレツ。サクサクした衣の歯ごたえと柔らかい肉のコントラストが楽しめます。

ドリンクは、イタリアワインを中心に、ビール、ウイスキー、レモンサワーなどのアルコール類と、ぶどうジュース「アランミリア」、ブラッドオレンジジュース、ミネラルウォーターの「サンペレグリノ」などのソフトドリンクをラインナップ。

また、イタリアの名品リチャードジノリの食器や、アンティークなカトラリーを使用することで、料理をさらに引き立たせています。

店内は、レトロなアンティーク家具と小物で揃えられ、木の温もりを感じる居心地のよい雰囲気。1階にはカウンター席、2階・3階にはテーブル席を設置し、おひとり様から複数人でのお食事まで対応しています。

店名「グロッラ」は、イタリアのヴァッレ・ダオスタ州で作られる木彫りの器のこと。この器にはグラッパやリキュール、スパイス、エスプレッソを混ぜた甘い食後酒が入れられ、複数の飲み口から回し飲みする文化があります。「友情の盃」とも呼ばれ、親しい仲間や家族との絆を深める場所でありたいという想いが込められています。営業はディナータイムのみ。皆さんも北イタリアの郷土料理を味わえる『Grolla』をお試し下さい。

■ドリンクメニュー
グロッラ 800円/名
スパークリングワイン 1,200円
グラスワイン 赤/白 800円〜
レモンサワー 800円〜
アペロール スプリッツ 800円
ノンアルコールドリンク 600円〜
アランミリア / ブラッドオレンジジュース / サンペレグリノ
※価格はすべて税込。

【オーナープロフィール】
『Grolla』 オーナーシェフ
桐山 淑雅(きりやま としまさ)
福岡の調理師専門学校を卒業。都内のイタリア料理店で5年半働いた後、シェアキッチンのシェフや出張料理、イタリアの日本料理店でのメニュー開発など様々な活動を経て、2023年にイタリアで本場の家庭料理を学び、今年の5月に目黒通り沿いに『Grolla』を独立開業。

店 舗 名 :Grolla(グロッラ)
オープン日 :2024年5月15日
所 在 地 :東京都目黒区中町1-25-19 岡部店舗1F・2F・3F
営業時間 :17:30-24:00(L.O.フード23:00、ドリンク23:30 )
定 休 日 :日曜日
電話番号 :03-4400-3225
店舗規模 :総面積16.5坪 / 26席
Instagram :grolla_2024

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