COSが東京の青山旗艦店をリニューアルオープン: 革新的な店舗コンセプトに加え、 アーティストiris issen氏や彫刻家三沢厚彦氏の作品を展示

COSは、2014年のオープンから10周年を迎え、11月28日(木)東京・青山の旗艦店をリニューアルオープンしました。

この店舗は、COSの専属インテリアデザインとサステナビリティの専門チームによって手掛けられ、日本で初めて環境に配慮したコンセプトを採用しています。

サーキュラーデザイン(循環型エコノミーを実現するデザイン)の理念や革新的な要素と、地域コミュニティのインスピレーションを融合させた空間が特徴です。

広さ437m2を誇る店内は、豊かな自然光と厳選された素材の質感が織りなす、五感を引き立てるような心地よい空間が特徴です。

日本を代表する彫刻家・三沢厚彦氏が手がけた「真裸(しんら)」の杉材を使用したラウンジチェアとテーブルが設置されているもの注目すべきポイントです。

また、NormArchitectsによるモジュール式ソファも配置され、その木製フレームと精緻な継ぎ目の仕上げは、日本の家具メーカー・カリモクが誇る伝統的な職人技へのオマージュとなっています。

店内では、COSのシーズンコレクションが美しくディスプレイされたMOSO®による竹製のワードローブやショーケースやSmilePlasticsのリサイクル素材を使用した棚に展示されています。フロアにはGrassiPietre(グラッシ・ピエトレ)のテラゾータイルが採用されており、その90%がリサイクル素材で構成されています。また、Kasthall(カスタール)のハンドタフテッドウールラグは、残糸を使用しオーダーメイドで作られています。さらに、PaperFactorによるオリジナルのパピエマシェと合板を用いたハンドメイドのテーブルも設置され、細部までこだわりが感じられる空間がゲストをお出迎えします。

アーティストや職人との交流の輪を広げる取り組みの一環として、店舗では東京出身の抽象画家、iris issen(アイリス・イッセン)氏の作品を展示しています。

彼女のキャンバスシリーズは、侘び寂びの精神を取り入れ、人の身体と蘭の花びらが織りなす繊細な関係を描き出します。光と質感を巧みに用いることで、静けさと儚さ、そして驚きが共存する世界を表現しています。

COS青山店では、最新のウィメンズウェアとメンズウェアコレクションを展開しています。上質な素材と緻密なテーラリング、そして意外性のあるモダンなディテールが融合した、COSらしいタイムレスなデザインが特徴です。

【COSについて】
現代文化にインスパイアされた、ロンドンを拠点とするファッションブランドであるCOSは、アイコニックなワードローブ、再解釈されることで新たな付加価値がつけられた定番アイテム、そして永続的に使用できる革新的なデザインの商品を展開し続けていることで知られています。商品のクオリティとサステナビリティへの取り組みを重視しながらも、オリジナルのデザインに、機能性とタイムレスなスタイルを兼ね備えたCOSならではのコレクションを生み出しています。デザインのディテールにおいても適宜見直しを図り、また、リサイクルや再生素材といった革新的で持続可能な方法で調達された生地を採用するなど、環境にも配慮したコレクションを展開しています。
@cosstores@cosstores_jp
https://www.cos.com/ja-jp

【irisissen(アイリス・イッセン)氏について】
irisissen(アイリス・イッセン)氏は、東京で生まれ、ロンドンで育った独立系の抽象画家です。東洋と西洋、それぞれの美学に影響を受けて育った彼女の作品は、侘び寂びが持つ静かな美しさや、東洋的な宇宙観の深遠さを讃えています。作品では、陰陽思想に基づく宇宙的な二元論や五行思想の調和を反映した4色のモノクロームパレットを用い、空間、幾何学、感情との現代的な対話を紡ぎ出しています。