12/20(Fri)~1/15(Wed) 亀井雅文 アイがある @ GALLERY SPEAK FOR
2013年12月20日(金)- 2014年1月15日(水)11:00-19:00
※12月26日~1月4日と1月9日は休廊
@ GALLERY SPEAK FOR
http://www.galleryspeakfor.com
油絵具のオーソドックスなニュアンスと精緻な筆づかいで描かれる、古着や日常の断片などチルアウト的なヴィジョン。音楽カルチャーをバックボーンのひとつにしている亀井雅文氏による新感覚の写実的な油彩画は、「GEISAI」での受賞などアート界でも評価を高めてきました。その一方で彼は、独自のアクリル画も追究し展開し始めています。
迷彩柄からインスピレーションを受けたという、ポップな意匠と和洋をミックスした色彩ハーモニー。脳内リズムをアップテンポに転調させるような抽象的アプローチで、しかも板パネル上へこんもりと盛りつけられる絵具が、凹凸やツヤなどリアルな物体感をアピールしています。アクリル絵具の樹脂性を活かしつつオリジナル比率で調合、ゴム筆によって描き進めるという手法は、軽快な描画らしからぬ半レリーフ的な仕上がりを実現し、当たる光によって表情が変わる陰影が、伏流のごとき味わいに。さらに印刷紙などを張り合わせるコラージュ表現も取り入れることにより、おもに過去を主題とした写実画とは別チャンネルで、今を主題にしたライブ感溢れるコミュニケーションを創るのです。
2013年6月の個展でそのアクリル画シリーズを初めて公開し、多くの反響を呼びました。本展はそれに続き、さらに広く彼の最新成果を披露するものとなります。タイトルどおり、多くの絵では目がキーアイコンに用いられ、絵のなかの目でそれを見る者たちの目をつかみつつ、彼の現在へと誘います。大小の描きおろしアクリル画、約30点を展示・販売する他、新作Tシャツやバッグ、マグカップなどのオリジナルアイテムも販売いたします。
【ギャラリートーク開催】
2013年12月20日(金)18:30~19:00 入場無料
作品解説=亀井雅文 聞き手=Bose(スチャダラパー)
亀井雅文
1968年、静岡県生まれ。桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科、武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。桑沢在学中にスチャダラパーのオリジナルメンバーとして活動した。また、ナイチョロ亀井として現かせきさいだぁのDJを担当。その後会社勤務を経て、大学で正式に美術を学びアーティストへの途を志す。「GEISAI#14」にて中村ヒロキ賞を受賞。スチャダラパー副読本「余談」の装画を手がけるなど幅広く活動中。最近のおもな個展に「タテ ヨコ ナカミ」(’11年、GALLERY SPEAK FOR)「CAMOかも。」(’13年、富士市 HINA-KAGU)がある。
http://m-kamei.com/
※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。