伝説の名馬ディープインパクトがリヤドロによって蘇る(4/18)
ヨーロピアン・ラグジュアリー・ポーセリン(磁器)アートブランド「リヤドロ」の日本法人であるリヤドロジャパンは、希代のスターホースをモデルにした”DEEP IMPACT(ディープインパク)”を発表。日本限定制作3,000体を2015年4月18日から発売。
発売に先立ち、4月17日表参道ヒルズ スペースOにて記者発表会とレセプションが開催されました。
リヤドロ本社からはロサ・リヤドロ社長も来日。リヤドロジャパンの麦野社長、ディープインパクトの馬主であるノーザンファームの吉田社長も登壇されました。
麦野社長は今回のプロジェクトが日本主導のものであることを説明、過去リヤドロでは特定の生き物をモデルにしたことはなく、さらに現存する動物を形にすることはリヤドロ本社としてもチャレンジなことだったとのこと。
このためリヤドロの最も優れた彫刻家の一人であるエルネスト・マスエット氏を原型制作に起用しプロジェクトをスタートさせたのが約2年前。
自身も馬を所有するマスエット氏は北海道の厩舎で2週間もの間、ディープインパクトと向き合い、綿密に計測を行ったそうです。
引退後しばらく経っているため多少ふくよかととなった姿から現役時代のしなやかで力強い全身の筋肉美を復元していきました。
また、ポーセリンの柔らかい性質上、逞しいボディを支えるサラブレッド特有の華奢で細い前肢・後肢を再現することは構造上不可能に近い作業でした。約1,400度の高温に耐え、焼成中に起きる収縮を計算し、さらには24時間かけて焼き上がるまでの重力に打ち勝つため、ラボチームは研究を重ね、リヤドロの最高技術を結集して作品化に成功しました。
“DEEP IMPACT”は全ての行程で優れた技術を誇るアーティスト達が全てハンドメイドで行っています。
また今回、収益の一部を東日本大震災により大きな被害を受けた福島県浜通り地方北部で千年以上にわたり継続されている、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」支援のための資金として寄付されるということで、立谷福島県相馬市長も参加され麦野社長を固い握手を交わしました。
DEEP IMPACT
H46xW57xD18cm
350,000円(本体価格)日本限定制作数/3,000
オフィシャルサイト http://www.lladro.jp
19時からはレセプションが開かれ、多くにセレブリティが来場。
プロジェクターに伝説の名馬の勇姿が実況とともに映し出されると歓声が。
いま再び、リヤドロの手によって夢と希望を与えてくれる作品が生まれました。ぜひ。