10/3(Sat) フランス発のシークレットディナーパーティ”Diner en Blanc”(ディネ・アン・ブラン) トウキョウ PHOTO Report
フランス発祥の秘密のディナーパーティー「ディネ・アン・ブラン・トウキョウ」が、10月3日(土)に明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前の広場で開催されました。
Diner en Blanc(ディネ・アン・ブラン) は、これまでにパリのエッフェル塔やヴェルサイユ宮殿、ルーブル美術館前などのフランス各地や、ニューヨーク、カナダ、シンガポールなど世界各地の都市で開催されてきた人気のイベント。
『優雅な大人のピクニック』をイメージしたという、このイベントは、1988年フランスで知人同士の数人で「白」をドレスコードにした個人的なディナーパーティーをきっかけに始まり、その後口コミで広がってパリの人々に浸透しました。
今ではフランスのパリ・セーヌ川に架かる7つの橋をジャックするなど大規模に開催され、約1万5000人もの人々を集めるなど人気を博しています。
このイベントのドレスコードは「白」。
男性は白のハットにタキシードやジャケット、シャツやパンツの装い。女性は白のワンピースやシャツにパンツ、アクセサリーやバッグや靴なども白で統一。頭から足の先まで全身白コーデの、お洒落でエレガントな800組1600名の参加者が集まりました。
開催当日ギリギリまで詳細の場所が知らされない為、参加者は指定された4ヶ所の集合場所に集まり、別の場所に移動したあと、会場の聖徳記念絵画館へ誘導されました。
このイベントはディナーのテーブルセットから後片付けやゴミ捨てまで、全て各自で行い、開催場所は当日まで秘密、そしてディナー終了までは開催場所を口外しないなどいくつかのルールがありました。
そして、飲み物はシャンパン、ワイン、ミネラルウォーターのみとされていましたが、今回ははじめて日本酒が加わり、会場では「上善如水(SPARKLING SAKE)」が参加者に振る舞われました。
会場に集まった参加者は、各自で用意したテーブルや椅子、グラス、料理、飲み物などを配置。全員の準備ができたら主催者の合図で、持参したナプキンを皆でまわしてから食事がスタートしました。
聖徳記念絵画館前の広場という公共の場所でディナーという、日常ではありえない荘厳で特別な雰囲気の空間で、クラッシックの生演奏を聞きながら参加者はディナーと会話を楽しんでいました。
そしてイベントでは、ルミカライトによる点灯で照明が灯り、芹澤直樹によるDJパフォーマンスや、DAZZLEによる和テイストなダンスパフォーマンス、MARTERによるライヴが行われ会場を盛り上げていました。
参加者の多くは「ツイッターなどのSNSでイベントの事を知って、楽しそうだから参加した。」と、話していました。
同じ場所では1度しか開催されないため、2016年は別の場所で開催予定とのこと。来年の開催場所は今から気になります。きっと来年は、更にパワーアップした「ディネ・アン・ブラン」が都内のどこかで開催されることでしょう!
Diner en Blanc TOKYO
https://tokyo.dinerenblanc.info/