「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.5」開催

のべ約 21 万人が視聴!初の完全オンライン開催「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.5」ドローンやリアクションシステムを駆使した体験型イベントを実現!

東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会 (企画・制作:株式会社IMAGICA EEX、株式会社ピクス 以下、実行委員会) は、11月14日に東京ビッグサイトにて、東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.5(以下 PM Award Vol.5)を、無観客オンラインライブ配信で行い、国内外のファイナリスト10チームの作品上映会と、表彰式を開催、過去最高となる、のべ約 21 万人が視聴しました。

東京国際プロジェクションマッピングアワードとは 、毎年東京ビッグサイトを舞台に学生・若手映像クリエイターの発掘を目的とした、国際的な日本最大級のプロジェクションマッピングのコンテストのこと。チーム単位(1名も可)での参加で、大学生以下の学生を対象とした「学生部門」と、25歳以下の若手を対象とした「U-25 部門」の2部門で構成されています。

今年は「CONNECT with」を作品制作テーマに設定し、コンテストの賞金は総額100万円。今回の審査の基準として、企画面では、テーマに沿った作品で皆さんに伝わっているか、プロジェクションマッピングとして東京ビッグサイトの逆三角形の投影面の特徴を活かした表現かどうか。技術面では、3DCG、アニメーションの技術をうまく活用できているか。演出面では、音楽と映像の融合を活かし、公共的な作品として年齢・国籍を問わず、大人も子供も様々な人が楽しめるエンターテインメントなコンテンツであるかが重要視されました。

また、今年はコロナ感染症対策を考慮してのオンライン開催ということもあり、公式サイト内の特設ページや、YouTube、Twitterで配信され、合計 214,724 人の方に視聴されました。参加者の多くは、4 ヶ月間にもおよぶ制作期間の多くをリモート作業でおこない、メンバーによっては、就職活動と並行して制作をすすめるなど、厳しい環境にも関わらず、各チームともファイナリストに相応しい作品を作り上げました。

実行委員会を構成する、株式会社IMAGICA EEXと株式会社ピクスのクリエイティブ演出のノウハウと最新テクノロジーを駆使し、オンラインで視聴している方が楽しめる新しい試みも行いました。

公式サイトでは、メイン、ドローン、バーチャルから3つの視点を選択できる『マルチアングル配信』、視聴者が会場にリアルタイムに気持ちを届けるエモい、CUTE、COOLなど10種類の『リアクションスタンプ』を用意し、視聴者が審査に参加できる『視聴者投票システム』を導入、一人一回好きな作品に投票が可能で、投票結果も最終審査に加味されました。

PM Award Vol.5のMCにはハリー杉山氏を迎え、映像・クリエイティブ業界で活躍する川本康氏、森内大輔氏、橋本大佑氏と、リモート参加のシシヤマザキ氏の4名で審査。

会場では、東京ビックサイトの巨大な逆三角形の部分に、国内外のファイナリストが制作したプロジェクションマッピング映像10作品の上映と、表彰式が行われました。フィナーレは東京ベイエリアならではの景観が融合した幻想的なプロジェクションマッピングと700発の花火の打ち上げを演出し、すべてをライブ配信しました。

PM Award Vol.5は、東京臨海副都心まちづくり協議会が共催し、株式会社東京ビッグサイトと共同で開催するイベント「有明・冬フェス2020 東京国際プロジェクションマッピングアワード」の一環として開催し、まちづくりにも貢献しています。

実行委員会では、今後も映像テクノロジーの人材育成に寄与すると同時に、臨場感のある体験型オンライン配信に挑戦し、ニューノーマル時代の人材育成と街の発展に貢献していくとのこと。イベント、ファイナリストチームの詳細は、こちらからチェックできます。

https://pmaward.jp/

東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.5 審査結果

<学生部門 最優秀賞>
日本電子専門学校/FOREST「共存」
<学生部門 優秀賞>
Royal College of Art(イギリス)/ 34 White City 「Narstalgia」
<学生部門 優秀賞>
城西国際大学/TEAM KIOI 「Shape Of Sounds〜音の可視化〜」
<U25部門 最優秀賞>
Harada:Lab(日本)「Mirror」
<審査員特別賞(学生・U25部門共通)>
U25部門/ATTO(カナダ)「Fræktəl」

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