「渋谷夜市-SHIBUYA YOICHI-」盛況のうちに終了。運営に際してカーボン・オフセットを実施/ドネーションのご報告
SHIBUYAHARAJUKUFASHIONFESTIVAL実行委員会は、プロデュースする明日を考える都市型ナイトマーケット「渋谷夜市」を、緊急事態宣言明け初の週末10月2日(土)~3日(日)の2日間、開催しました。
「リアルでしか感じられないファッションやカルチャーの感動を与えられる場所を提供したい」、「裏テーマは2050年のカーボンニュートラルの時の暮らし方。10~20年後先は想像できなくても、明日のことは想像できるし変えていけるはず。『リアル(イベント)』『エデュケーション』『明日を生きるアクション』を目の前の未来に向けて渋谷から発信してきたい」という想いから企画した渋谷夜市。
「PLAYforTomorrow」をテーマに、明日より良い日を過ごせるためのモノやコト、サービスに関する出店者を募集し、テーマに賛同したクリエイターやショップ、アーティスト、アクティビストたちが約60参加し、「明日を生きるアクション」を発信しました。多くの方に興味を持ってご来場していただくことができ、出店者・来場者ともに高評価で、感染症対策を講じた中、盛況のうちに終了しました。
イベント運営にかかる使用電力量を基にカーボン・オフセットを実施温暖化防止や地球環境のために貢献渋谷夜市の運営に際して様々な場面でカーボン・オフセットを実施することにより、温暖化防止や地球環境のために貢献すべく取り組みました。今回、みんな電力様によるサポートにより、会期2日間のCo2排出量、1.14t-CO2/会期2日間の内、電力使用に紐付く排出量0.54t-CO2/会期2日間をオフセット致します。(主な排出源は搬出入車の燃料、会期中の会場電力)サポートいただきましたみんな電力様より、「明日を考える都市型ナイトマーケットというコンセプトに賛同し、サポートしました。環境負荷を抱えるファッション業界を変革していこう、若い人たちにもっと身近に考え理解してもらおうという考えのもと、このような取り組みを始めていく仲間が増えて嬉しく思います。これを機に、更に輪がっていくことを願います。」とコメントを戴いております。今回、CO2排出量は少量でしたが、SHIBUYAHARAJUKUFASHIONFESTIVAL実行委員会では、今後も環境負荷の少ない運営を推進し、循環型社会の実現をめざし、自然や環境との調和をはかるエコロジカルなライフスタイルの提案、イベント運営を進めていきます。
イベント運営にかかる使用電力量を基にカーボン・オフセットを実施温暖化防止や地球環境のために貢献
■カーボン・オフセット・・・日常生活や経済活動において避けることができないCO2などの温室効果ガスについて、まずできるだけ排出量を減らすための努力を行い、それでも排出される温室効果ガスについてはその排出量に見合った削減活動への投資などにより、排出分との埋め合わせを行うという考え方。
ドネーションのご報告
渋谷夜市は、10年前の2011年10月、東日本大震災および福島第一原発事故によって国内消費の落ち込みや訪日観光客の減少が顕著であった時期に「シブヤファッションフェスティバル」としてスタートしました。渋谷原宿エリア内の約300店舗が集結した初回から、その時々で姿を変えつつも「ファッション」を主軸に街の魅力を発信してきた私たちは、「世界有数のファッション都市・渋谷で、今なにをすべきなのか?」を常に自問してきました。渋谷区基本構想にある「人種、性別、年齢、障害を超えて、渋谷に集まるすべての人の力を、まちづくりの原動力にすること。」は、今私たちが真に求めるべき理念であると考えます。ファッション産業の一端を担う私たちがその責任と向き合い、問題提起し、議論の醸成をはかることは、まさに「世界有数のファッション都市・渋谷で、今なにをすべきなのか?」に対する答えです。そして、ほんの小さな取り組みですが、イベント売上の一部(2021年10月2日~3日の売上)を課題解決に向けて尽力している渋谷区社会福祉協議会様へ寄付させていただきます。
寄付先:渋谷区社会福祉協議会 https://www.shibuyashakyo.or.jp/index.html
渋谷区社会福祉協議会が行う地域福祉活動全般に活用されます。