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国立新美術館「ダミアン・ハースト 桜」展開催

国立新美術館とカルティエ現代美術財団が日本初となるダミアン・ハーストの大規模個展を2022年春に開催。 桜を描いた大型の絵画作品24点によるダイナミックな展示。

「〈桜〉のシリーズは美と生と死についての作品です。」―――ダミアン・ハースト

イギリスを代表する現代作家であるダミアン・ハーストは、30年以上にわたるキャリアの中で、絵画、彫刻、インスタレーションと様々な手法を用い、芸術、宗教、科学、そして生や死といったテーマを深く考察してきました。

最新作である〈桜〉のシリーズでは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングといった西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画を完成させました。
それはまた、1980年代後半以降、継続的に抽象絵画を制作してきた作家にとっては、色彩や絵画空間に対する探究の大きな成果でもあります。大きいものでは縦5メートル、横7メートルを超える画面に描かれた風景は儚くも鮮やかに咲き誇る桜並木の下に身を置いた時のように、私たちを幻想的な世界に誘います。

2021年、カルティエ現代美術財団は本シリーズを世界で初めて紹介しました。この度、春には満開の桜がお客様をお迎えする国立新美術館に、国内で初めてのハーストの大規模な個展が巡回します。
本展覧会のために、107点から成る〈桜〉のシリーズから作家自身が作品を選び、展示空間を作り上げる予定です。

[開催概要]

展覧会名:ダミアン・ハースト 桜
会期  :2022年3月2日(水)―5月23日(月)
     毎週火曜日休館※ただし5月3日(火・祝)は開館
開館時間:10:00―18:00
     ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
会場  :国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)

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