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カルト漫画「少女椿」がついに実写映画化!中村里砂、風間俊介らが出演、5月下旬公開

世界的に知られる丸尾末広のカルト漫画「少女椿」が、ついに映画として実現。シネマート新宿ほか、5月下旬より全国順次ロードショーとなる。

1984年に発刊されて以来、アニメ化や舞台化はされたが、実写映画化は、何度も試みがあったもののその世界観を描くむずかしさゆえに実現できずいた丸尾末広の『少女椿』。
短編映画『ミガカガミ』でモントリオール他、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOにより、ついに完全実写映画化が実現!

主演に本作が映画デビューで初主演となる中村里砂、演技派として高い評価を受ける風間俊介、アーティストの武瑠(SuG)、注目の若手俳優の深水元基、作家としても活躍する中谷彰宏といった個性あふれるキャストとなっている。

【ストーリー】
ある時代の東京。
14歳のみどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに家計を助けるため、花売りをしていた。

ある日、家に帰ると母親は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座、美少年のカナブン、蛇使いの紅悦、足芸の鞭棄、異人の海鼠、蟻男といった個性的で怪しげな連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、苛めにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。

そんなある日、団長の元に大きな荷物が届く。荷物を解くと大きな瓶の中に一人の男が入っていた。皆の前で瓶から抜け出た男はワンダー正光と名乗った。苛めにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけて、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。

不思議な力で瓶を出入りするワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、みどりを苛める。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。一方、鞭棄もみどりのことを密かに思っていたが、力づくで彼女をものにしようとする。それを見たワンダー正光は激怒し、超能力で鞭棄を砂地獄に落として殺害する。その光景を見たみどりはワンダー正光に恐怖を覚え、避けようとするが…。

監督・脚本:TORICO 
原作:丸尾末広「少女椿」(青林工藝舎)
エグゼクティブプロデューサー:太代眞裕、前田伸一郎、奥田真平
プロデューサー:堀越大
撮影:曽根剛 
美術:佐々木健一 
美術デザイン・監修:宮下忠也 
衣装監督:武田久美子 
音楽:黒石ひとみ 主題歌:チャラ・ン・ポランタン(avex trax)
出演:中村里砂、風間俊介、森野美咲、武瑠(SuG)、佐伯大地、漆崎敬介、マメ山田、鳥肌実、手塚眞、深水元基、鳥居みゆき(友情出演)、中谷彰宏
2016年/日本映画/デジタル/カラー/90分/R-15
製作:『少女椿』フィルム・パートナーズ
配給:リンクライツ
©2016『少女椿』フィルム・パートナーズ

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