伝説のテクノポップ・バンド「プラスチックス」初のアーカイヴブック『PLASTICS 情報過多 -TOO MUCH INFO-』
1970年代~80年代初頭にいち早く海外で活躍し、音楽シーンは勿論、ファッション、カルチャーシーンに多大なる影響を与え、今春、結成40周年を迎え、5月には再結成ライブも決定した伝説のテクノポップ・バンド「プラスチックス」初のアーカイヴブック『PLASTICS 情報過多 -TOO MUCH INFO-』が徳間書店より4月29日発売!
1976年に結成、1979年にデビューした後、武道館公演、3回のワールドツアーを成功させたプラスチックス。同時期に世界を廻ったYMOとは違い、こちらは全て手作り/自然な世界への旅立ちだった。
立花ハジメ、中西俊夫、佐久間正英、島武実、佐藤チカという個性豊かなメンバーは、その後の活動の多彩さを含め、今こそ注目を集める存在となりつつある。
本書籍は、結成当時から世界ツアー中に至る貴重な写真・ツアー資料・証言を軸に、メンバー同士の出会いからバンド結成。そしてプラスチックスとしての活動からバンド解散の真相まで、更に今改めて各メンバーが語るメンバーやバンドへの思いなども収録した、プラスチックス初のアーカイヴ・ブックとなっています。
※1981年全米ツアー中、6月28日のサンタクルーズ、ザ・カタリスト公演の記録映像を今回発掘。 プラスチックス絶頂期の演奏とパフォーマンスを収録した、オフィシャル・ブートレッグDVD付き!(約60分)
【誌面掲載内容】
1. バンド活動当時の貴重な写真/資料
2. 各メンバー(佐藤、中西、立花、島)による証言(インタビュー)
3. プラスチックス・ヒストリー
4. プラスチックス・オマージュ(関係者らによる40周年記念コメント)
北村信彦(HYSTERIC GLAMOUR)、桑原茂→(初代選曲家)、フレッド・シュナイダー(B-52‘s) 小暮徹(写真家)、高木完(DJ /プロデューサー)、高橋幸宏(音楽家)、宅八郎(オタク評論家) 田中知之(FPM)(DJ/プロデューサー)、ケイト・ピアソン(The B-52‘s)、藤原ヒロシ、 布袋寅泰(ギタリスト)、屋敷豪太(音楽家)ほか
PLASTICS プラスチックス
中西俊夫(vo/g)、佐藤チカ(vo/dance)、立花ハジメ(g)、佐久間正英(key)、島武実(rhythm box)
1976年、イラストレーターの中西、スタイリストの佐藤、グラフィック・デザイナーの立花が中心となって結成。 1979年、イギリス・ラフトレードから「COPY/ROBOT(RT-030)」で日本に先駆け英国デビュー、翌1980年1月にシングル 「TOP SECRET MAN」とアルバム『WELCOME PLASTICS』で日本デビューを果たす。
そのサウンドは、同時期デビュー したYMO、P-Model、ヒカシューらと共に、次世代のジャンル“テクノポップ”として注目される。中でも個性的でファッショ ナブルなメンバーを揃えるPLASTICSは「テクノポップの代表バンド」として業界内外で注目を集める。
1stアルバム発売後、B-52’s との共演をきっかけとしたUSツアーから海外での活動が活発化。US/UK大手アイランドレコードとの契約に よる3rdアルバム 『WELCOME BACK』の全世界発売を前後して、米欧でのリリースツアー、ラモーンズやトーキング・ ヘッズなど一線級アーティストとの共演など国境を超えた精力的な活動を展開した。しかし、まさに「これから」と思われていた1981年12月、突如解散。 デビューから実質2年間のバンド活動に終わりを遂げた。ファッション、デザインを音楽と同様に重視したイメージコンセプトや日・米・欧と国境を跨いだグローバルな活動範囲、デビューからわずか2年人 気絶頂のうちに解散したそのライトな感覚など、その活動スタイルは今なお多くのフォロワーを生んでいる。
<書籍情報>
タイトル PLASTICS 情報過多-TOOMUCHINFO-
発売日 2016年4月29日(金) より順次発売
編集 熊谷朋哉(SLOGAN)
発行・発行元 株式会社 徳間書店
定価 本体3,800円+税 ※オフィシャル・ブートレッグDVD付き (約60分) 判型 B5判/本文160P (4C:128+1C:32)
ISBN 978-4-19-864150-4