タナカカツキ氏が総合プロデュースするサウナ施設「渋谷サウナス」が渋谷区桜丘町に12月23日オープン
「渋谷サウナス」は、サウナ愛好者の“バイブル”と呼ばれるほど⼈気の書籍『サ道』の原作者で、サウナ・スパ協会公認の日本サウナ大使としても活躍されるタナカカツキ氏が総合プロデュースを手掛けています。
サウナファンが求める細部にまでこだわったサウナを目指してつくられた「渋谷サウナス」は、「ととのう」ために必要だと考えられる要素を取り揃えたサウナ施設です。
館内には趣向を凝らした8種類9つのサウナ室と、2種類4つの水風呂があります。男女の浴室を日替わりにすることで、全てのサウナ室をお客様に愉しんでいただけるようになっています。
設計はSNARKの山田 優氏が担当。サウナ室で過ごす時間はもちろん、サウナ室を出た後も心地よさが途切れないように、手足の肌が触れる部分には、角を取り除いた仕上げを施すなどの細かなディティールや素材の選定にも気配りが感じられる空間です。
また、視覚的なノイズを最小限に抑えるために、目を労った照度設計をし、館内の掲示サインを可能な限りミニマルに表現。館内全体の細部に至るまで配慮し、全ての人に「ととのう」体験を提供できるように努めています。
サウナでととのうためには、サウナ→水風呂→外気浴という順を踏むのが理想とのこと。「渋谷サウナス」では、都市型サウナでは貴重な外気浴スペースを確保。さらにSOLSO(株式会社DAISHIZEN、本社:港区)が手掛ける植栽と、フィンランドの森を連想させるミスト噴霧により、心地よく外気浴をしていただける空間となっています。
施設の館内着は、アパレルブランドDIGAWEL監修で製作。ストレッチ性はありながら締め付けの少ない素材や首・腕周りにゆとりを持たせたデザインで、サウナ後のととのった身体を心地よく包み、ワークスペースでの作業時にストレスにならない機能性を追求。ジェンダーフリーなデザインで、カラーはトップスがライトグレーとダークグレー、ボトムスがイエローとオレンジのそれぞれ2色展開です。
さらに、施設内でご利用いただけるシャンプーやボディソープ、フェイシャルウォッシュやトナー(化粧水)といったアメニティは、OSAJIのアイテムを採用しました。
そして、館内にはミシュラン2つ星の精進料理 醍醐 四代目 野村祐介氏監修による新業態のヴィーガンレストランが併設。提供されるのはすべてヴィーガン対応のメニューで、「サウナでととのった後でも体の健やかさを妨げないカジュアルフード」をコンセプトに、カレー、ラーメン、ドーナツ、クラフトオロポといったカジュアルなメニューを取り揃えます。
ON・OFFをゆるやかに紡ぐワークスペースも完備。テーブルとカウンター合わせて45席を有する1Fから中2Fにかけてのオープンエリアは、ワークスペースとして館内着のまま利用可能。
予約制の会議室は6人/8人収容の2部屋を用意。電源・Wi-Fiを完備しており、空間・設備共に、ウェルビーイングなひとときをお過ごしいただける、都会のメディテーション施設となっています。
●タナカカツキ氏よりコメント
サウナは自然体験であると言われます。都市こそサウナが必要。渋谷SAUNASは心身を「休息」させるための条件を満たし、理想的な空間を実現いたしました!ぜひお越しくださいませ。
●SNARK 山田 優氏よりコメント
感覚的な気持ちよさを追求したデザインサウナに入ると感覚が研ぎ澄まされるので、館内の細部に至るまで感覚的な気持ちよさを意識したマテリアルとディティールでデザインしました。8書籍『サ道』の作者であり、サウナ・スパ協会公認の日本サウナ大使としても活躍されるタナカカツキ氏のプロデュースによってのサウナ室と2種類の水風呂はそれぞれコンセプトをたて、素材の使い方や各部の細かな寸法を様々な分野のプロフェッショナルの方々と詳細に検討しつくりあげました。サウナの聖地フィンランドへのサ旅やリトアニアでのウィスキング体験で得た知見もふんだんに盛り込んでいます。また、館内の家具や看板、ソープホルダーなどの細部のパーツまで一貫してととのいを邪魔しないシンプルで上品なデザインで統一しています。
●趣向を凝らした9つのサウナ室と4つの水風呂
東側:LAMPI(ランピ=池)
2F
・MUSTA(ムスタ=黒)
格子窓が特徴的な和の意匠を取り入れたサウナ。照度を抑えて落ち着いた空間でセルフロウリュが愉しめる。
・BED(ベッド)
ベッドのように3人まで寝転ぶことができるオートロウリュ付きのサウナ室。
・ MATALA(マタラ=浅い)
寝転ぶことができる水風呂。頭を置く部分にも水が流れ、後頭部も冷やすことができるように設計されている。
3F
・SOUND(サウンド)
音楽家とくさしけんご氏とWHITELIGHTが共同開発したサウンドシステムを搭載し、ロウリュの熱と音の広がりを考慮して設計された円錐形の反射板が特徴的な音を愉しむためのサウナ。
・KELO(ケロ)
樹齢数百年のフィンランドパインが立ち枯れてできた希少性の高いケロ材を使用したサウナ室。
ウィスキングマイスターによるウィスキング*1の施術を受けることも可能。
・SYVÄ(シヴァ=深い)
関東最深級を誇る深さ160cmの水風呂。
西側:WOODS(ウーズ=森)
2F
・HARMAA(ハルマー=灰色)
グレーを基調とした空間が特徴。
座面下がZ字状に屈折しており足元にゆとりがある設計。
・VIHTA(ヴィヒタ)
サウナ室内をヴィヒタで覆い尽くしたボタニカルな空間。
3人掛けのコンパクトな室内で白樺の香りが堪能できる。
・ MATALA(マタラ=浅い)
寝転ぶことができる水風呂。
頭を置く部分にも水があり、後頭部も冷やすことができるように設計されている。
3F
・TEETÄ(テータ=茶)
胡座になってサウナストーブを囲み、小窓からの景色を愉しめる茶室をイメージしたサウナ。クロモジ茶のアロマを使用。
・TUULI(トゥーリ=風)
床から天井までを木材で埋め尽くした美しい空間。天井が高く、20人程を収容可能なアウフグースを愉しむためのサウナ。
・ KELO(ケロ)
樹齢数百年のフィンランドパインが立ち枯れてできた希少性の高いケロ材を使用したサウナ。予約でウィスキングマイスターによるウィスキングの施術を受けることも可能。
・SYVÄ(シヴァ=深い)
関東最深級を誇る深さ160cmの水風呂。
*1 ウィスキング
植物について専門的な知識を持つウィスキングマイスターによって、室内の温湿度を制御しつつ、ウィスク(心身への効能が期待される植物の束)を用い、身体に押し当てたり軽く叩いたりマッサージを行うサービスのこと。
*2 アウフグース
熱したサウナストーンにアロマ水などをかけ、発生した蒸気をタオルなどで仰ぐドイツ式のサービスのこと。
●DIGAWEL〈ディガウェル〉
“ライフ”と”スタイル”のあり方とかたちを探り続けるファッションレーベル。2006年東京・目黒にショップをオープン。TOKYO FASHION AWARD 2018受賞。2018年よりパリで展示会をファッションウィークに行っている。
http://digawel.com/
●OSAJI〈オサジ〉
健やかで美しい皮膚を保つためのスキンケアライフスタイルを提案するトータルコスメブランド。皮膚の構造や機能、そして皮膚はどのようにして健康と美しさを保つのか、その一つひとつに真摯に向き合い、国産の植物原料や植物由来原料を使用するとともに、アレルギーに対してリスクのある成分は極力入れない化粧品を製造しています。
●OSAJIアイテムラインナップ
・ Ikoi ……… ヘアシャンプー/ヘアコンディショナー/ボディソープ/ハンドソープ
・ Muku …… クレンジングリキッド
・ Ibuki …… フェイシャルウォッシュ/フェイシャルトナー/フェイシャルゲル
https://osaji.net/
●ヴィーガンレストランメニュー一例
・果実とスパイス香るヴィーガンカレー (¥1,540 税込)
国産のリンゴ・人参・玉葱・生姜を使用し、カルダモンやシナモン・クミンなどのスパイスを利かせたヴィーガンカレー。グルテンフリーで上白糖も不使用。
・焼きネギ醤油ラーメン (¥1,320 税込)
昆布だしをベースに、こだわりの醤油でしっかりとした味や旨味を表現したラーメン。
・全粒粉のクラフトドーナッツ(¥396 税込〜)
生地にタピオカ粉を練り込み、ふわふわでもちっとした食感が特徴です。プレーン、シナモン、チョコレートの3種類をご用意。
・クラフトオロポ (¥660 税込)
ハチミツを使わずヴィーガン素材のみでつくった炭酸飲料。
※オロポは大塚製薬株式会社の商標。
※ フードメニューの価格表記は、イートインの場合
●渋谷SAUNAS(サウナス)
所在地:渋谷区桜丘町18-9(S造 地上3階建て)
入場料:月〜金 ¥2,800(¥3,080 税込)〜
土日祝 ¥3,500(¥3,850 税込)〜
営業時間: 8:00〜24:00 ※ 不定休※ 当面の間、営業時間は8:00〜23:00を予定。予約制。
ご来館時はWEBサイトをご確認ください。
●渋谷サウナスWEBサイト
https://saunas-saunas.com/