9/26(Fri)~10/8(Wed) buggy個展「surface of my brain」@ GALLERY SPEAK FOR
buggy 東京での1年ぶりの個展!
憎めない可愛らしさを帯びたグラフィカルな絵たち
スーパーモデルやファッションデザイナー、セレブリティたちの迫力ある肖像画を描き続けているbuggy氏。ファッション誌の1ページ、映画のワンシーンやパパラッチが撮ったプライベートショットなどをベースにして、おもに60~90年代のヴァニティな社交界と名場面、それらが彩った時代の伝説を、ドライブ感のある筆致で次々と絵画にしてた。セレブたちが鼻から血を流したように描かれるなど、コラージュや描き加えの技法でグラフィティカルチャー以後のマナーを受け継ぐ一方、buggy氏からモチーフへの深いリスペクトと愛情を込めている。
憎めない可愛らしさを帯びたグラフィカルな絵の数々は、女性ファッション誌などでも人気を得ている。しかし、イラストレーションとして消費されるだけではない。著名ブランドや広告、商業ビル、ショップなどとのコラボレーションが増える中でも、絵画の作法としてアンダーグラウンドな攻撃性は常にキープしており、サブカルチャーが活き活きとしていた時代を地層として成り立つ今、パブリックアイコンとそこに込められた深い含意に照射されることの面白さを教え、新しいビジョンを示唆している。
本展は、東京での1年ぶりの個展。数多くのコミッションワークからいったん離れ「自分の脳内意識、今の感覚を見せたい」という彼が、新作・近作にフォーカスする構成となっている。アクリル画やシルクスクリーンによる作品など、描き下ろしを含めた大小約30点の作品を展示・販売。また、TシャツやiPhoneケースなどの関連商品も合わせて販売する。今回の個展はbuggy氏の絵画観の最新形を楽しめる好機だろう。
【ギャラリートーク開催】
2014年9月26日(金)18:30~19:00
入場無料
作品解説=buggy
ARTIST PROFILE
buggy(バギー)
アーティスト / イラストレーター
本名・谷口竜也。
デザイン事務所勤務を経て、2002年よりbuggy名義で創作活動を開始。大阪 DMO ARTS(’12, ’13)での個展を含め、国内外のグループ展にも精力的に参加。「Numero TOKYO」「VOGUE JAPAN」などのファッション雑誌やCDジャケット、マーク バイ マーク ジェイコブスなどアパレルブランドとのコラボレーションを手がけるなど幅広く活躍中。’13年末にオープンした大阪市のホテル「rock star hotel」の館内絵画・広報ビジュアルでも注目を集めた。最近の個展に「VELVET CODE」(’13年、GALLERY SPEAK FOR)がある。
http://www.buggylabo.com/
▼「ARTISTS」掲載:buggy氏の2012年インタビュー記事はこちら
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f30
GALLERY SPEAK FOR
〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2F
開廊時間 : 11AM-7PM 展示最終日のみ6PMまで
毎週木曜日休廊
※8月29日より、GALLERY SPEAK FORは同ビル2階に移転。
※展示作品全て販売。
※会場の都合により祝花などお断り。
※未就学児童の入場不可。
※最終日のみ18時まで。