• HOME
  • LIFESTYLE
  • シャンパーニュ「コレ」が「日本コレ賞」を創設、レセプションにセレブ多数来場(11/7)

シャンパーニュ「コレ」が「日本コレ賞」を創設、レセプションにセレブ多数来場(11/7)

シャンパーニュの「COLLET コレ」は、日本での発売1周年を記念し、「日本コレ賞 JAPAN COLLET AWARD」を創設。発表プレスカンファレンス&レセプションを、11月7日にフランス大使公邸で開催しました。

イベントのMCは、日仏イベントでお馴染みの女優の夏美れいさんがつとめ、流暢なフランス語で終始会場を盛り上げていました。

シャンパーニュ コレは、1921年にアイ地方に創業したフランスで最も古いCOGEVIに属し、歴史と伝統のあるシャンパーニュで、優雅で繊細な味わいをもち、シャンパーニュの村の中心に位置するアイ村には、シャンパーニュをつくる完璧な条件がそろっています。
フランス コレは、シャンパーニュを通じてフランス国内で食文化発展のための支援事業を行ってきましたが、日本での発売をきっかけに日本各地の食材提供者の方々に敬意を表し、活動を支援したいと考え「日本コレ賞 JAPAN COLLET AWARD」を創設しました。

コレ社 社長のOlivier Charriaudさんも、このイベントのために本国から来日し、スピーチをしました。

日本コレ賞とは、食材提供者と料理人が2人1組でエントリーし、「GOLD CHEF CLUB」に登録された「GOLD CHEF CLUBレシピ」の中から選定される。「ゴールドシェフ」とは、三ツ星シェフから保育園の給食のスタッフ、イクメンのお父さんまで、誰でも頑張って食材を探してオリジナルの「GOLD CHEF CLUB」レシピを作りエントリーをした方。

審査のポイントは、美味しさや、食材をどれだけ大事にしているか、食材の健康志向度、普及のしやすさ、一般の人が実際にレシピを再現出来るかどうかなど。

選考は来年の12月までに新規に登録された「GOLD CHEF CLUBレシピ」から、一次審査によって選出された20作品を、服部学園理事長の服部幸應先生や、パティシエの鎧塚俊彦さん、FFCCフランス料理文化センターの大沢晴美さん他の審査委員により、レシピに従い調理・試作審査を行い最終評価を決定するというもので、受賞は毎年6団体、その中からグランプリに選ばれた1団体(2名)を、フランス・アイ村のシャンパーニュ COLLETゲストハウス、及びアイ村で開催する受賞式に招待されます。

イベントには、ソムリエの田崎真也さんが特別ゲストとして登場、「日本の食材への期待」にまつわるトークショーを開催しました。

田崎さんは、「日本の食を扱う者として、今回の『コレ賞』の創設に敬意を表します。昨今、日本の和食文化がもてはやされ、日本の『旨味』が世界中に浸透されつつある。和食の定義の一つに出汁(だし)を使った料理があります。出汁とは旨味と塩味で構成される代表的な調味料で、出汁というフレーバーは、シャンパーニュ コレのように長時間熟成したフレーバーと共通するものがあると感じています。日本の食について良くご存知のフランスの方からは、シャンパーニュは、フランス料理よりも日本料理のほうが相性が良いのではという意見も聞いています。私が40年前にソムリエを目指して渡仏した頃は、ソムリエとはその当時の日本におけるフランスの食文化の伝道師的な役割だと思っていました。当時の日本ではソムリエはわずか数十名で、私はフランス滞在中に様々な事を学び、中でもフランス人は自国の食材に非常に誇りを持っていることを知りました。現在、日本のソムリエは1万3千人を越える会員が存在し、日本のソムリエは、これからはワインを紹介するだけでなく、日本の食材についても世界に伝道していくのが役割だと思っています。私は、今年日本ソムリエ協会の会長に就任し、公約として『日本の食について更に勉強していく』ことを掲げました。旬の山の幸、海の幸に出汁を通じて味を引き立て、塩と旨味のコンビネーションで味付けするのが和食ですが、既に日本の食は世界で高い評価を受けています。日本人は日本の良さを自分達の中に発見するよりも、海外の方に発見されてから自分で気付くという事が良くあります。日本の国産ワインも少しずつ国内の評価も良くなってきていますが、海外評論家からの一言のほうがはるかに大きな影響力がある。私達は、自分達が育んできたものに対して、まだ自信をもっていない部分がある。フランスのように今こそ日本人が日本の食材に誇りを持つこと、そこから日本の食文化が新たに世界に広がると思います。」とコメントしました。

第二部のレセプションタイムには、デヴィ夫人やドン小西さんなどのセレブリティも多く来場。

デヴィ夫人は、「フランスには世界に誇る素敵なものを沢山あります。シャンパーニュもそうです。私は、キンキンに冷えたシャンパーニュを、毎日飲んでいますが、17世紀頃のベルサイユには、まだ氷がなくて、ベルサイユ宮殿の地下に井戸を作り木屑をいれシャンパーニュを冷やして飲んでいたそうです。1958年、1959年頃の銀座にはシャンパーニュはまだあまり知られていなくて、私が銀座にシャンパーニュを広めたと自負しています。」と、シャンパーニュについて目を輝かせながら語りました。

続いて、フランス大使のThierry Danaさんが登場、「フランスでは、記念日やお祝い事の時にはシャンパーニュで乾杯をします。日本コレ賞に敬意を表して乾杯!。」と、祝辞を述べました。

来場者には、バカラのグラスでCOLLET BRUTやBRUT ROSEのシャンパーニュがふるまわれ、地方食材や、麹町のフランス料理 Chez Olivier(シェ オリビエ)からのお料理のケイタリングが並び、豪華で華やかなパーティーとなりました。

■日本コレ賞エントリー受付 http://goldchefclub.com/
■COLLET http://collet.tr-market.jp

関連記事一覧