プレミアム日本酒「十粋 TOUSUI」が、先行予約販売 を開始
「十粋」は、山口県萩市で明治20年から代々続く八千代酒造と共同開発したこだわりの日本酒。精米、製造、梱包、原料、パッケージの全てをMade in 萩で完結しています。「十粋」の世界限定1000本の発売を記念して、東京ミッドタウン日比谷のDRAWING HOUSE OF HIBIYAにて、11月30日に記念イベントが開催されました。
「十粋」は、八千代酒造による「自社栽培の山田錦」を100%使用し、精米歩合27%まで磨いた最上級の純米大吟醸です。雑味の元を極限まで削ぎ落とすことで、米本来の上品な甘味と、澄み切ったキレのある味わいに仕上げているのだそう。イベントには、八千代酒造 女性杜氏 蒲久美子氏と、商品開発責任者のAND.io代表の田川貴之氏が登壇。「十粋」ができるまでのこだわりのストーリーや、開発秘話を語られました。
「十粋」には、十の粋、つまり数多くの「粋=魅力」を結集したという意味が込められ、「拾粋・透水・陶酔」など、この日本酒に関わる人や、味わう人、人の思いを表す言葉を兼ね備えています。萩のアートや文化の粋を集大成したこの日本酒に、陶酔してもらいたいという思いが込められているのだそう。
八千代酒造の日本酒は、地元の大将山の伏流水と、自家栽培の山田錦を使用して醸造され、ほんのり甘く、どっしりとした旨味と深い味わいがあるそうです。「十粋」の味は、ワインを思わせるフルーティーで雑味のない飲み口。厳選した酵母によるリンゴやイチゴの様な華やかな香りが特徴で、ゴールデンキュウイのような酸味とほんのりミルキーな香りも感じられます。
最初の1口目は、華やかな香りと綺麗で雑味のない飲み味で、淡いバナナの風味を感じられます。2口目はふわりとお米の旨味が味わえます。少し時間をおいた3口目は、温度も少し上がり、ミルキーなカラメル味や、微かにチョコレートのようなビターな渋味が感じられます。このように、温度が変化することによって味の変化を楽しめるのも魅力の一つだそう。
対談のあとには、ワイングラスで「十粋」が提供され、乾杯が行われました。現在は先行予約を受付中で、一般販売は年明けとなる予定です。この日は、年内に購入できる最後のイベントということで、会場に特別に用意された「十粋」を多くの方が買い求めていました。来場者は、パークビューテラスの美しい夜景と、女性DJによる音楽を聞きながら、フィンガーフードやスイーツと日本酒とのペアリングを楽しんでいました。
また、「十粋」はオリジナルスリーブ付きで販売します。萩の街を描いた1000通りのデザインのスリーブは、大漁旗などの伝統ある染め物作品を制作する「岩川旗店」で、1つ1つ染め上げています。このスリーブは、Tamura氏による描き下ろしの線画作品を1/1000に分割してデザイン展開しているため、1点物ですべてが唯一無二の仕様です。萩市の日本酒の個性を伝えるため、地元アーティストとコラボし、文化や歴史を反映させたデザインが施されています。会場には、Tamura氏の原画も展示されていました。
パーティの中盤では、「MONACO SAKE AWARD 2024」受賞の表彰式も行われました。MONACO SAKE AWARDとは、モナコと日本の文化交流のために開催される日本酒のコンクール。世界中のセレブが集まるモナコで、世界中の方が楽しめる日本酒として「十粋」が、純米大吟醸・大吟醸部門でGOLDを獲得しました。米の旨みが上品に表現され、口に含むと華やかな香りが広がり、食中酒としてもおすすめです。限定1000本を完全紹介制「PURE SAKE OWNERS CLUB」から購入ができます。1000本限りの希少な至高の味わいを皆さんもお試し下さい。
■十粋 純米大吟醸
https://puresake-tousui.com/