写真家、料理家、スタイリストによる 「料理と写真の美味しい関係」トークイベント開催
InstagramやFacebook、Twitterなどで料理写真が日常的にアップされるようになった今、料理本(ヴィジュアル)制作に携わる様々な立場のプロフェッショナルを招き、改めて、写真表現の中における料理ビジュアルの独自性、面白さについて考察するトークシリーズが六本木のIMA CONCEPT STOREで開催されます。
写真家と料理家、写真家とスタイリストという組み合わせによって行われるトークを通じて、料理本の制作現場から見た表現方法の変遷から、これからの可能性について考えます。
■第1回:11月23日(日) 19:00~21:00
「五感を刺激するヴィジュアル表現」
ゲスト:日置武晴(写真家)、渡辺康啓(料理家)
今年9月26日に発行された書籍『果物料理』でタッグを組んだ写真家の日置武晴さんと料理家の渡辺康啓さんが、書籍制作時の秘話とともに、写真家と料理家の立場から考える“魅力的な料理ビジュアルとは何なのか?”について話します。
■第2回:12月6日(土) 19:00~21:00
「見て感じる美味しいとは?」
ゲスト:長野陽一(写真家)、伊藤まさこ(スタイリスト)
近年になって料理の撮影を積極的に行い、「料理写真はポートレートだ」と語る写真家の長野陽一さんと、スタイリストとして数多くの料理本を世に送り出してきた伊藤まさこさんが、それぞれの立場や嗜好から“美味しいの正体”について掘り下げます。
【開催概要】
タイトル:料理と写真の美味しい関係
日時:第1回 11月23日(日) / 第2回 12月6日(土) 各回 19:00~21:00
場所:IMA CONCEPT STORE 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
参加料金:各回 <一般>¥2,500(税込) <雑誌『IMA』定期購読会員>¥2,250(税込)
全編 <一般>¥4,500(税込) <雑誌『IMA』定期購読会員>¥4,050(税込)
定員:80名
詳細・申し込みURL:http://imaonline.jp/ud/event/543686fdabee7b2a90000001
<第1回プロフィール> 書籍写真:「果物料理」
日置武晴 東京都出身。婦人生活社、柴田書店の社員カメラマンを経て独立。主に雑誌や書籍の料理撮影で活躍する。かかわった本は、 福田里香『果物を愉しむ100の方法―お菓子とリキュールと保存食―』、ドミニク・コルビ『フランス料理13章―日本で究 めるモダン・クラシック―』(共に柴田書店)、米沢亜衣『イタリア料理の本』(アノニマ・スタジオ)など多数。
http://webheibon.jp/paradiselost/
渡辺康啓
鳥取県出身。くいしんぼうの父とパティシエの母の間に生まれる。大学卒業後、「COMME des GARÇONS」に勤務。独 特の美意識を学んだ後、料理家として独立。見た目と味の双方を追求した料理は、卓越した審美眼を持つ人たちから高く支 持されている。著書に『5 分/15 分/30 分』(マガジンハウス)、『果物料理』(平凡社)。 http://webheibon.jp/paradiselost/
<第2回プロフィール> 書籍写真:「長野陽一の美味しいポートレイト」
長野陽一
福岡県生まれ。沖縄、奄美諸島の島々に住む 10 代のポートレイト写真「シマノホホエミ」を発表後、全国の離島を撮り続 ける。写真集に『シマノホホエミ』(情報センター出版局)、『島々』(リトルモア)、改訂版『シマ ノホホエミ』(フォイル)、 『BREATHLESS』(フォイル)、『長野陽一の美味しいポートレイト』。『ku:nel』(マガジンハウス)をはじめとする雑誌、 広告、CM、映画など様々な分野で活躍。
http://yoichinagano.com/
伊藤まさこ 横浜生まれ。暮しまわりのスタイリストとして、雑誌や書籍などのスタイリングを手がける。また旅や身のまわりの気づきを記した著書も多数発表。近著に「京都てくてくちょっと大人のはんなり散歩」(文藝春秋)、「おくりものがたり」(集英社)、 松浦弥太郎氏との共著で「男と女の上質図鑑」(PHP エディタ―ズグループ)、11 月末には「おやつのない人生なんて」(筑 摩書房)を発売予定。