インディペンデント・マガジン、TOO MUCH Magazineの最新号が国内でも発売
年に2回発行される東京発のインディペンデントマガジン、 TOO MUCH Magazine の最新号が2016年1月半ばから 国内で順次発売されます。
TOO MUCH Magazine は、アート、建築の話題を中心 に、ヨーローッパ、北米等で多くの読者に親しまれている英語表記の雑誌。
最新号では、ひとりのアーティストを起用しともに編集する新シリーズ「WORK」がはじまる。
シリーズ第 1 弾は冒険家としても人気の高い写真家・石川直樹が選ばれました。
2001年、23歳にしてエベレスト初登頂を果たし、その後も数々のヒマラヤ 8,000m 峰への旅を続けてきた石川直樹。
たゆまぬ好奇心と強い情熱によって歩き続けてきた彼のヒマラヤ遠征の記録を、このたび TOO MUCH Magazine が WORK シリーズの第 1 弾として 1 冊にまとめています。
今号は「The Himalayas Naoki Ishikawa」と題し、主に 2011年のエベレスト(8,848m)から、マナスル(8,156 m)、 ローツェ(8,516m)、マカルー(8,481m)、そして 2015 年 の K2(8,611m)に至るまでの、石川が足繁くヒマラヤに通い続けた 5 年間に注目。
膨大な写真とテキストによって石川が残した、ヒマラヤの神々しく厳しい山々やそこに暮らす 人々の姿を通して、彼の5年間にわたるヒマラヤでの軌跡を一望することができる。
また、石川がいつもともにする登山隊、ヒマラヤン・エク スペリエンスの隊長であり、世界的登山家でもあるラッセル・ ブライスに石川自身が話を聞いたロングインタビューも、ヒマラヤを知るうえで必読。
石川直樹の眼差しによる、今までに誰も見たことがない驚きと美しさに満ちたヒマラヤ。その姿が凝縮された 1 冊です。
石川直樹(いしかわ・なおき)
1977 年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に 関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』( 赤々 舎 )、『POLAR』( リトルモア ) により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』( 青土社 ) により 土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』( 集英社 ) ほか多数。最近では、 ヒマラヤの 8000m 峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』 (SLANT) を 5 冊連続刊行。2015 年 12 月にはシャネル銀座にて写真展「K2」を開催した。
オフィシャルサイト www.toomuchmagazine.com