文化服装学院の学生が仕掛けた展示販売イベント「Afternoon Market」が盛況
文化服装学院にて、グローバルファッションコミュニティイベント「Afternoon Market」が、7月14日(木)から16日(土)にかけて開催されました。
「Afternoon Market」は、グローバルビジネスデザイン科3年が企画・運営し、「つなぐ」をコンセプトに、客、学生、ブランド、企業をつなぐ”場”の提供を目的としたファッションイベント。LINEアカウントより無料チケットを入手すれば誰でも入場可能というしくみ。学院初の試みで、学内では不安の声もあったというが、1700人以上が来場する盛り上がりとなりました。
会場は、中央に学生ショールーム、その周りにプロのブランドによる特別出店、そして奥は外国語専門学校生によるスナックフードサービス、という構成。入り口から全体が見渡せるようになっており、「それぞれをブースとして仕切らず、空間もコンセプトの「つなぐ」を意識した」とPR担当の富永さん。
学生ショールームでは、学生の作品を試着できるようになっており、実際にプレオーダーの入ったブランドも。また、フォトブースで写真を撮れたり、作品のハッシュタグを付ければSNSにアップOKとなっていたり、楽しめるようになっていました。学生さんも気さくで、作品についてその場で話を聞けるのも面白かったです。
ショールームの中でも印象的だったのは、ギャザーがおしゃれなブラウスや色の切り替えが目を引くアウターを展開した「BEBI」。お店に並んでいそうなくらい本格派なブランドで、主催側からスカウトしてきたという。ビビッドなブルーのレースアイテムなど、色使いが魅力的。思わずデザイナーさんに話しかけてみると、やはり「色の切り替えにこだわって制作」していて、「普段から良いなと思った色合わせはメモしています。」とのこと。また、「自分が着たいものを作ったり、誰かをイメージして制作したりしていて。最近は日本っていいなと思い始めて、着物のシルエットや水引、お六櫛をインスピレーションにしたスタイルも考えています。」とデザイン画も展示してありました。
ブランド特別出店では、「AKIRA NAKA」「TARO HORIUCHI」「LOKITHO」といったグローバルに展開中の人気ブランドが多数出店。スペシャルプライスで話題のブランドにふれるきっかけに。また、文化外国語専門学校生による「スナックフードサービス」では、世界各国のお菓子が、ファッションと絡めたボードと共に紹介されていました。
大盛況となったイベントですが、「準備期間が2ヶ月しかなく、学院初の試みで何もないところから作ったので大変でした。」と富永さん。今回のコンセプト「つなぐ」については、「今まで交流の無かった学生同士がつながったり、同じ敷地内にありながら接点がなかった服飾学生と外国語専門学生がつながったり。プロの出店ブランドも、普段のターゲットだけでなく他の層にも広げることができたり、「つなぐ」を達成できたのではないかと思っています。」
グローバルビジネスデザイン科は、2014年4月に開講したファッションビジネスに特化した新しいコースで、今回企画•運営した3年生が一期生。「今後も続けて開催していってくれたら嬉しいです。」
【「Afternoon Market」概要】
期間:7月14日(木)~16日(土)
時間:12:00~19:00 *16日は17:00まで
場所:文化服装学院 B館20階 イベントホール(〒151-8522 東京都渋谷区代々木 3-22-1)
運営:文化服装学院 グローバルビジネスデザイン科3年
LINE:@yxm5344n
Instagram:@afternoonmarket_gbd
Twitter:@gbd_am_2016
【出店ブランド】
AKIRA NAKA
Alizeti
URBAN RESEARCH(KBF)
INPUDENT LIFE
TARO HORIUCHI
CINOH
tsuyöcietoiles
nap
HELMAPH&RODITUS
MIDDLA
ユキヒーロープロレス
ryo makita
Leonard Wong
LOKITHO
Ventriloquist
acc.