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STUDIO NICHOLSON MEN’S SS19のLOOKが完成

‘THE GANG IS ALL HERE’とタイトルに名づけた今コレクションは、新しい視点つまり“スポーツをエディットさせた、過去にない新鮮かつ洗練されたモダンで都会的なワードローブを表現した。

機能性を兼ね備えさらに実用性を備え付けることは、スタジオ ニコルソンが得意としてきた方向性。
スポーティーなディテール(スポーツライクなOLMETEXの生地、止水ジップやシェイプなど)を加えたことにより新鮮なルックを提供。

ニック・ウェイクマンは、あまりメジャー的に知られていないような、しかし時代を語るにおいて不可欠なカルチャーの部分的な要素を、コレクションの背景のストーリーに注入。

日々のありきたりの日常着(ワードローブ)をさらに美しく、ストイックにも完璧なものに仕上げるという点が、スタジオ ニコルソンの大きな魅力。
ニックは60年代のジョエル・マイロウィッツ(Joel Meyerowitz)のストリート写真、ビリー・レイ(Billy Ray)の’60sの写真、ナイジェル・シャフラン(Nigel Shafran)の写真集Teenage Precinct Shoppersの90年の各ショットや、また現代のストリートフォトグラファーでありニックの友人でもあるマッテオ・ビアンケッシ(Matteo Bianchessi)からヒントを得て表現した。

ストリートをうろちょろして、たむろしていた若者たちはみな、なにものにも囚われない独自のスタイルをベーシックな服を着ながらも自己主張し、かつ共存していたそれぞれの時代の写真たち。

コレクションはこれらの男性たちからのスタイルに影響をうけ、さらにニックの考える品のいいスーパーファインなファブリックにより完成する。

またパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)が愛用していたruby redのジャケットや建築家のオスカー・ニーマイヤー(Oscar Neimeyer)の
着古されたコットンの鮮やかなシャツやバスキア(Jean-Michel Basquiat)のアーティストからのイメージもアイデアが派生している。

「奇抜さや幻想的なものよりも、普通で平凡なものを考えることに夢中です」と、ニックは語る。

ニックは今回のコレクションのモデルに、スタジオ ニコルソンと同じような美学やスタイルを有するデンマーク人の双子のサミュエルとノエル・アイワリオーン(Aiwerioghene)を起用し、ルックブックでは完璧なコレクションとのマッチをみせた。

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