5月29日からSTÜSSY / MATTHEW M. WILLIAMS コラボアイテム発売
MatthewM.WilliamsとStüssyによる2度目のコラボレーション!LoroPiana社による高品質なイタリア製カスタム生地を使ったアイテムを発売します。
MatthewM.WilliamsとStüssyによる2度目のコラボレーションでは、”CaliforniaCotton”と名付けられたLoroPiana社による高品質なイタリア製カスタム生地を使い、ワークウェアにインスパイアされたシルエットのアイテムを発売します。
両社のブランディングがされたタグを備えたデニムのセットアップやユニークなエプロンドレスのほか、グラフィックとガーメントダイが施されたロングスリーブTシャツ、MMWブランドのスクープネックTシャツなど、ポルトガル製の厳選された定番アイテムがラインナップされています。Stüssy/MatthewM.Williamsによる新作は5月29日(金)の10:00AM(日本標準時間)より、原宿・大阪・名古屋栄・福岡のチャプターストア及びstussy.jpにて発売を開始します。
ABOUTSTÜSSY
80年代後半から90年代初頭に掛けて、南カリフォルニアのサーフシーンから生まれたブランドが新しいカジュアルウェアのルックとイデオロギーでアパレルの世界を鮮やかに塗り替えた。それがStüssyというブランドである。ユースカルチャーから自然発生したブランドは意図せずしてアパレル業界に革命を起こしたのだ。
ショーン・ステューシーは、カリフォルニアのラグナビーチで地元の仲間たちの為にサーフボードをシェープしていたサーファーだった。ショーンはサーフボードのプロモーション用にスクリーンプリントしたTシャツやショーツを製作した。自分の苗字をグラフィティに影響された手描き風のタッチで綴ったものが会社のロゴに。Stüssyはサーフィンへの深い愛情を原点に、図らずもアパレル業界へ参入していた。そうして80年代後半には、サーフィンとスケートボードという孤立した小さな世界の中で話題を集めた。ショーンはニューヨークとカリフォルニアに小さなショールームを開設し、彼自身が尊敬していたショップに自らのデザインを見せて回った。
Stüssyが成長を遂げたのは、現代のポップカルチャーを形づくる画期的な変化が起きていた時代だ。音楽シーンでは70年代後半にパンク、そして80年代初頭にラップというDIYな音楽がもたらされた。パンクは若者の想像力と美意識に対する思考を改革し、誰でもバンドを組める事を教えてくれた。ラップは人種や階級など社会的な境界を取り払い、リミックスやサンプリングのアイデアを追求した。これらの新しいアイデアがファッションやカルチャーの表現に新しい現代的なプラットフォームを築き上げた。Stüssyのデザインと美意識は、ブランドと共鳴する数々のアンダーグラウンドなサブカルチャーからリファレンスされた。このアプローチはサーフ、スケート、音楽カルチャーに対して共通の興味を抱いていた世界中のクリエイティヴな若者に訴求した。また、限定された流通は世界中の欲求を掻き立て、それを求める人々は何らかの方法で手に入れ、そのプロセスの中で自分が大きなムーヴメントの一部となっている事を実感した。
ブランドの成功により、Stüssyはそのバイブスを拡散すべく世界を旅する事が叶った。そうして、Stüssyのアパレルは同じ美意識を持つ世界中のミュージシャン、スケーター、DJ、そしてアーティストの集団からインスピレーションを受けてきた。この感性を共有する人々のネットワークから派生したムーヴメントに、ニューヨーク、ロンドン、東京、その他の地域のトレンドセッターたちも参加しようと必死だった。
この互いに似通った感性を持つ集団はのちに”InternationalStüssyTribe”として知られるようになり、ニューヨーク、東京、ロンドン、ベルリン、ロサンゼルスに拠点を設けた。強固なネットワークで結ばれたトライブメンバーが世界各地のクラブやそれぞれのシーンで着用する事で、Stüssyのメッセージは自然と拡散していった。Stüssyは現代的でクオリティの高いアパレルを手頃な価格で提供する事を目的とし、世界各地の選び抜かれたショップのみで数量限定で販売してきた。当時としては類を見ない、この全く新しい手法はその後の様々なレベルで成功を収めている。