カール・クルル 展示会「SEED」が開催

2025年9月11日(木)~30日(火)の期間中、ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア 2階にて、デンマーク出身アーティスト、カール・クルルの展示会「SEED」を開催します。

クルルの独創的で国際的にも高く評価されている、地層や地震波を想起させる独自の筆致による作品を日本で初めて発表します。そして、同郷であるニコライ・バーグマンは、日本での初出品を記念して、カール・クルルと共創したフラワーアートを9月11日 -15日の期間展示、9月16日 – 30日まではカール・クルルの作品の展示販売を開催しています。

今年で25周年となるフラワーボックスからインスパイアされたたカール・クルルは、高さ120cm 重さ80kgになる巨大なボックスをコンクリート素材を用いて日本で創作し、そこにニコライ・バーグマン自らフラワーアレンジした作品で展示空間を彩ります。

ニコライ バーグマンでのこの展示会を通じて、カールは自由な想像力に満ちた表現へとたどり着きました。鮮やかで、まるでテクニカラーのような色彩は、「花」や「蜂蜜」を連想させ、モチーフは強烈な色と爆発的なエネルギーを放ち、まるで「食べられる」かのように見えます。

■Carl Krull (カール・クルル)
デンマーク出身のアーティスト。その作品は、ソナーやエコーロケーションで探知されたかのように、地形的な領域に潜む人物像を描き出し、世界に新たな地平を切り拓きます。10年以上にわたり、クルルは「線の本質」を追求するため、あえて白黒のみで制作する「地震期」と呼ばれる時代を過ごしました。この期間、輪郭線は中心を失い、無数の線の相互作用からモチーフが立ち現れました。コペンハーゲンから田舎のスタジオへ拠点を移した彼は、色彩豊かな世界へと足を踏み入れます。白黒の制約を自らに課していたクルルは、今、その障壁を完全に打ち破りました。描くことの喜びが溢れ出し、線は解き放たれ、何でも起こり得るのです。展示会タイトル「SEED」が示すように、彼の新作は瑞々しく、色鮮やかに咲き誇ります。その食欲をそそるような、五感に訴えかける表現に、私たちは抗いがたく魅了されるでしょう。

■Nicolai Bergmann Flowers & Design
東京都港区南青山5-7-2
TEL: 03-5464-0716
Email: info@nicolaibergmann.com

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