フランスのカジュアルブランドZADIG&VOLTAIRE 14SS PARIS COLLECTION (10/3)
フランスのカジュアルブランドZADIG&VOLTAIREの2014 S/S COLLECTIONが10月3日パリで開催されました。
“このコレクションはすべてコントラストで表現される。それは、白と黒、または繊細かつロマンチックと粗野でタフなアイテムといった対峙で表している。”
クリエイティブディレクターであるCeciliaは2014年Zadig&Voltaireサマーコレクションについてこう語っています。
相反する矛盾した要素の組む合わせは、グラフィックコレクションを通して見られ、それはそのシーズンのミューズさりげない着こなし方にも同じく見られます。
クールで自由な反骨精神を持った女性がいて、彼女はレザーのスキニ―パンツとロマンチックなレースのシャツを合わせ、ネグリジェスタイルのシルクのスリップの上に軽いラビットファーのコートを羽織る。
ヘビーなレンジャーブーツと男性的なフェドーラハットはボヘミアンショールと軽やかなマキシドレスを和らげている。
“この女性はとても自信を持っており、自分自身を分かっている。また、人生において自分がどこにむかっているかを知っている。”とBonstomは言う。
“彼女は私たちがいつもZadig&Voltaireの中に持っているロックの精神を確実に持ち続ける都会的な女性である。”
Zadig&Voltaireの伝統に描かれてるように、Bonstromはパンクの精神からヒントを得たエッジのきいたアシンメトリーなカシミヤドレス、太ももが見えそうなメタリックドレス、オープン織のニットなどを含むいくつかのニットウェアを提供する。コレクション唯一のプリントは、ドレスやプレイスーツにプリントされたメタリックなパイソン柄です。
サマーコレクションはZadig&Voltaireのアンドロジナスで、フレンチメイドなテーラリングの評判を確かなものにいています。
新しいシルエットとしてパンツは足首より少し上でカットされている一方、正統派なバミューダスーツを取り入れています。
このコレクションの際立つルックの一つにフューチャーされているルーズなパンツを合わせたスーツは仕上げに、キラキラした白やシルバーのジャガード、シークインレザーが施されています。
多岐にわたるコレクションはアメリカ西部のエネルギーから引き出されている。レザーやスタッズはバイカー文化からきており、またフリンジやフェザーはナバホ族の影響を受けています。ひび割れたホワイトレザーは不毛なブラックロック砂漠の精神を呼び起こし、低めのテキサスカウボーイスタイルはコルセットベルトにするため上にあげられています。これらの多様な影響はLAの雰囲気を出すために組み合わされます。
アクセサリーでは、ウールのフェドーラ帽でロックンロール精神を表し、その一方でメタリックのアンクル丈のソックスが自由な女性らしさを醸し出しています。代表的なモリソンサッチェルバッグはクロコダイルのエンボス加工が施されたメタリックレザーやパイソン柄のバッグに再考され、新しいバッグのロックバケットとして仲間入りしました。
郵便鞄に影響を受けた、チェーンストラップスタイルはひび割れた白とブラックフリンジのレザーを用いています。コレクションを通してみられるZadig を代表するブーツはブラック、シルバー、ひび割れたホワイトのレザーを用いています。
2014年Summerはまた、Bonstromのジュエリーデザインへのデビューでもあります。シングルクロスイヤリング、オーバーサイズのカフスやチョーカーはゴールドやアンティークのシルバーを使い、タフさにマッチさせています。“私はジュエリーをつけることでグラフィック、モダンさ、男性らしさを作りたかったの”とBonstromは説明しています。
オフィシャルサイト http://www.zadig-et-voltaire.com/jp/