G-Star RAW “DYED BY NATURE”コレクション発表

この度、G-Star RAWは食用植物や野菜の廃棄物をアップサイクルした染料によりサステナブルな方法で染色を行ったコレクションを、7月より順次発売します。

1989年にオランダ・アムステルダムにて誕生し、今年でちょうど30年。他にはないデザインとこだわりのモノ作りに情熱を注いでいる、デニムブランドG-Star RAW(ジースターロゥ、所在地:東京都渋谷区神宮前2-4-12)は、植物の廃棄物をアップサイクルした染料によりサステナブルな方法で染色を行ったコレクションを、7月より順次発売します。

G-Star RAWは2017年に、デニムブランドとして世界で初めてArchroma(アークロマ)社※とのコラボレーションを実現し、EarthColors®(アースカラーズ)による植物由来のサステナブルな染料で染められたジーンズのコレクション(循環型繊維廃棄物を由来とした染料を使用したコレクション)をリリースしました。

このArchroma(アークロマ)社が開発したEarthColors®(アースカラーズ)は、廃棄された植物を再利用(アップサイクル)して作られた染料のことであり、原料を調達してから製品が出来上がるまでの全過程を追跡することができます。

この度G-Star RAWが2019年秋の新コレクションとしてリリースする「DYED BY NATURE COLLECTION」では、食用ノコギリヤシの葉の部分の廃棄物をアップサイクルした緑や濃い青の染料と、食用Red Beet(ビーツ)の廃棄物をアップサイクルした赤の染料を使い、デニムジャケット、シャツ、スウェット、Tシャツ、ジーンズなどのアイテムを、幅広く展開します。

G-Star RAWは、洗練されたデザインに、オーガニックコットンやリサイクルコットン、Archroma社のEarthColors®で染められたテンセルTMをはじめとする環境に優しい素材にサステナブルなウォッシュ加工の技法を組み合わせることで、「サステナブル」に対しホリスティックなアプローチをとったアイテムを生み出しています。

デニムイノベーションはG-Star RAWの本質に根付くものであり、アイテムの美的な側面にとどまらず、より広範囲に及ぼす影響にもフォーカスしています。2006年以来G-Star RAWは「サステナブル」な活動に注力することで未来を見据えたデニムアイテムを展開しており、デニムの作り方・使い方に透明性を与え、革新的なアプローチを続けています。

【※Archroma(アークロマ)社について】
Archroma社は、スイス・バーゼルの近くにあるレナックに本社を構える、染料と特殊化学品を専門に取り扱うグローバル企業です。1)ブランド&パフォーマンス繊維、2)パッケージング&紙製品および塗装、3)接着剤&シール剤という3つの専門分野で事業を展開する同社は、現地市場での顧客のニーズに対応するよう、パフォーマンスと染料に関する専門的なソリューションを提供することで、日々、世界中で人々の生活を豊かなものにしています。Archroma社は、人々の生活をより良くするとともに地球を尊重するべく、先進的・革新的なソリューションの提供に情熱をもって取り組んでいます。「この産業は持続可能なものにできる」という強い信念に基づき、現状を超えるための取り組みを約束しています。このアプローチは、同社のイノベーションや世界一流の品質基準、そして高いサービスレベルやコスト効率にも反映されています。製品の向上・染料の向上・パフォーマンスの向上–それが人々の「生活の向上」につながると信じています。www.archroma.com

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