ニュージーランド航空B787-9型ドリームライナー オークランド─成田間で就航(12/2)
ニュージーランド航空は、12月2日(火)より、オークランド-成田間で B787-9型ドリームライナーの運航を開始しました。
就航を記念し、東京駅そばのグラントウキョウサウスタワーのBMW Group Studioにてレセプションが開かれました。
レセプションにはマーク・シンクレア駐日ニュージーランド大使とスコット・カー ニュージーランド航空日本・韓国地区支社長が出席されました。またゲストとしてロッテマリーンズ、横浜DeNAを歴戦したプロ野球投手で現在、ニュージーランド野球代表のGM補佐を務める清水直行氏が初フライト機で帰国登場。多くの来場者の拍手を浴びました。
ニュージーランド航空は、2014年7月9日に B787-9型ドリームライナーの初号機を受領したローンチ・カスタマーであり、10月15日より、オークランド-パース間で運航を開始しています。
さらに、12月中旬にはオークランド-上海間での就航が予定されています。今後ニュージーランド 航空は、合計で10機の B787-9 型機を保有する予定です。
B787-9型機は、B787-8型機に比べ胴体が 6m長い全長 63mとなっており、座席総数は302席です。
同規模の従来型機と比べ燃料効率が約20%向上しており、二酸化炭素排出量が約20%少なくなっていることも特徴です。
初号機は、ニュージーランド航空が新たに導入したデザインのうち黒を基調とした塗装が最初に施された機体です。
また、本機材からエコノミー「スカイカウチ」(3 席フラットシート)を導入。
ニュージーランド航空の日本・韓国地区支社長のスコット・カー氏は、今回の就航について、以下の ようにコメントしています。
「7 月に初号機を受領して以来、待ちに待った成田路線の運航が本日開始され、非常にうれしく 思っています。環境により配慮した 787-9 ドリームライナーには、様々な新しい技術が導入され、 これまで以上に快適で楽しい空の旅をご体験いただけることと思います。当社独自のスタイリッシュなデザインのシートや、「スカイカウチ」という新しいシートをぜひ一度お試しください」
787-9 型ドリームライナーのオークランド-成田間における運航は、2日から12月16日までの間、1日1便で毎日運航します。12月17日からは、主に787-9と767-300の機材で運航する予定です。
オフィシャルサイト http://www.airnewzealand.jp